ソニーが同社のミラーレスカメラ、α9、α7 II、α7R II、α7S II、α6300、α6500の新ファームウェアを公開しました。
今回はこのαシリーズファームアップデートのお話です。
■αシリーズファームアップデート
αシリーズファームアップデートの内容は以下の通り。
α9
- 温度上昇警告の表示仕様を見直しました
α7 II
- フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上
- カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映 On/Off)」機能を追加
- 「ファイル名設定」機能を追加
- 外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
- ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
- その他の動作安定性向上
α7R II
- 「自動電源OFF温度」機能を追加
- フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上
- カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映 On/Off)」機能を追加
- 「ファイル名設定」機能を追加
- 外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
- ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
- ライブビュー表示設定効果反映Off時の測距時の絞り動作の最適化
- 長秒時NR設定がOFF時の画質の向上
- その他の動作安定性向上
α7S II
- 「自動電源OFF温度」機能を追加
- フォーカスエリア位置を移動する際の操作性向上
- カスタムボタンに割り当てできる機能に「ライブビュー表示(設定効果反映 On/Off)」機能を追加
- 「ファイル名設定」機能を追加
- 外付けフラッシュ(HVL-F45RM)AF補助光対応
- ワイヤレスフラッシュ撮影時のレリーズタイムラグ短縮
- ライブビュー表示設定効果反映Off時の測距時の絞り動作の最適化
- 長秒時NR設定がOFF時の画質の向上
- その他の動作安定性向上
α6300
- 「自動電源OFF温度」機能を追加
- 新規レンズ(SEL100400GM)対応
- 動画用ガイドフレーム表示が16:9パネルにおいてアスペクトが正しくない症状の改善
- その他の動作安定性向上
α6500
- 新規レンズ(SEL100400GM)対応
- 動画モード時における手ブレ補正安定性向上
α9に関しては温度上昇警告の表示の改善とのことで、これは「温度上昇警告が出るのが早すぎる」という意見があっためと思われますが、非常に素早い対応だと思います。
また、α7 II、α7R II、α7S IIに関しては操作性と動作精度の向上。α6300とα6500に関しては、新超望遠ズームレンズである、FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSへの対応や動作に関する安定性の向上などが目的とのこと。
ファームウェアアップデートで向上させる部分も多く、現行機に対してもそうしたアップデートをコンスタントに行ってくれるのは、ソニーユーザーにとって喜ばしいことでしょう。
画像:SONY
Reported by 正隆