CANON RUMORSにキヤノンの巨大背面液晶モニターの特許が掲載されています。この特許はヒンジ付きの背面液晶モニターの特許で、液晶モニターの下にサブ電子ダイヤルに隠れるほどの大きさとなっており、モニターを持ち上げて上側に開くことで自撮り撮影も可能です。
バリアングル液晶モニターそのものは珍しいものではありませんが、ここまで巨大な背面液晶モニターは非常に珍しいものとなっています。
そこで今回はこの巨大背面液晶モニターの特許をご紹介します。
■巨大背面液晶モニターの特許
自撮り対応巨大液晶モニター
この巨大背面液晶モニターは、大きいだけでなくモニターをフロント側に向け自撮り撮影にも対応しています。
EOS-1D X Mark IIIのようなフラッグシップ機にいきなり搭載するにはアグレッシブすぎると思いますが、一眼動画に注力したモデルであればあり得るのではないかとのこと。
この特許では、通常のバリアングル液晶モニターのように横側にモニターが出るのではなく、本体上側にモニターが開くようになっています。
また、操作系を搭載する場所がないため、サブ電子ダイヤルやボタンはなんと液晶モニターを開いた下に搭載されています。
カメラの背面液晶は近年では大型化が止まったように見えますが、いずれはタッチパネルなどを利用してより巨大な液晶モニターを搭載したモデルも登場するのかもしれません。
参考:CANON RUMORS
画像:PetaPixel
Reported by 正隆