BCNランキングに、主要カメラメーカーのシェアと販売台数・販売金額の前年比が掲載されていましたのでご紹介します。
■カメラメーカーシェア、販売台数・販売金額前年比
主要カメラメーカー販売台数シェア | ||
順位 | メーカー | シェア |
1位 | キヤノン | 37.3% |
2位 | ニコン | 26.7% |
3位 | ソニー | 13.1% |
4位 | オリンパス | 6.0% |
5位 | 富士フイルム | 5.8% |
6位 | その他 | 11.2% |
主要カメラメーカー販売台数シェア
相変わらず最大シェアを誇るのはキヤノン、次いでニコンとなっています。
3位のソニーはオリンパスの倍のシェアを誇るまでに成長したものの、2位のニコンとは依然2倍以上のシェアの開きが、1位のキヤノンとは3倍近くの開きがあることが分かります。
その他メーカーにはパナソニック、リコーなどが含まれるわけですが、その他のシェアが11.2%であることを考えれば、パナソニックとリコーもオリンパス・富士フイルムと比較して大きなシェアの差はなく、団子状態であると予想されます。
主要カメラメーカー販売台数・金額前年比 | |||
販売台数 | 販売金額 | ||
メーカー | 前年比 | メーカー | 前年比 |
キヤノン | 98.7% | キヤノン | 88.6% |
ニコン | 85.0% | ニコン | 71.5% |
ソニー | 93.4% | ソニー | 114.5% |
オリンパス | 86.2% | オリンパス | 78.7% |
富士フイルム | 119.4% | 富士フイルム | 100.6% |
主要カメラメーカー販売台数・金額前年比
販売台数の前年比では、伸びたのは富士フイルムのみでその他のメーカーは軒並み台数を落としています。
このカメラが売れないご時世において、+19.4%と大きく販売台数を伸ばした富士フイルムは讃えられるべき功績だと思います。
販売金額の前年比では、ソニーと富士フイルムが前年を上回っており、特にソニーは販売金額の伸びにおいて他社を大きくリードしていることが見て取れます。
参考:BCN
Reported by 正隆