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ボディ平均価格42万円。カメラ業界の異常性

皆さんこんにちは。

すでに発売されたソニーのフラッグシップ機α1、そして開発発表されたニコンのフラッグシップ機Z 9とキヤノンのハイアマチュア機EOS R3と、この春は各社の高級ハイスペック機たちがカメラ業界の話題をさらっています。

しかし本当にこんなことで良いのでしょうか?

勿論この3機種は、東京2020がずれ込んでいるためにわかりにくくなっているものの、本来は2022年の冬季北京オリンピックや2022 FIFAワールドカップを見据えて開発されたカメラでしょうから、従来機であれば、EOS-1D X Mark IIID6のようなフラッグシップ(EOS R3は厳密にはフラッグシップではありませんが)とほぼ同等のカメラなので高価になるのも仕方がないでしょう。

しかし現在カメラ業界は縮小していく業界の中で生き残るため高付加価値化が急速に進み、発売される機種の多くが初心者が手を出せない(出しにくい)高級機ばかりになっています。

そこで今回はそんな話です。

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α1はオリンピックには使われないだろうけど、広告写真には魅力的だと思う。

画像引用:SONY(https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-1/)

皆さんこんにちは。

ソニーからフラッグシップ機α1が発表され話題となっています。高画素+高速連写を実現し、α9シリーズとα7Rシリーズの両方の機能を兼ね備えたようなハイスペックモデルであり、一部ではオリンピックのような大規模スポーツイベントを撮影するフォトグラファーをターゲットとしているとも言われています。

ただこの作りだとα9シリーズがワールドカップで全然使われなかったように、東京オリンピックが無事開催されたとしても、α1を使うフォトグラファーは現実には殆どいないと思います。

しかし逆にα1はスタジオ撮影を主体とするようなコマーシャルフォトグラファーには向いているのではないかという気がするので、今回はその話をしたいと思います。

目次

  • α1オリンピックフォトグラファーに向いていない理由
    • 相変わらず全然スポーツ向きでない操作部
    • オリンピックフォトグラファーはきっとα1を選ばない
  • α1がコマーシャルフォトフォトグラファーに向いている理由
    • スタジオ撮影では使いやすそうな操作部
    • 静止画も動画も1台でいける高い汎用性
    • コマーシャルフォトグラファーでお金があればおすすめ
  • α1は誰におすすめなのか?
    • 結局誰におすすめなのか?

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