キヤノンEFマウント写りの良いフルサイズ対応おすすめレンズはこれだ!

Canon EF Lens

キヤノンEFレンズといえば多彩なラインアップを誇りますが、あまりにも沢山のレンズがあるために迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、価格や携帯性を度外視して焦点距離別で画質優先のオススメレンズラインアップをご紹介します。

全部揃えればあなたもEFマウントマスターになれるかも!?



■EFマウントおすすめズームレンズ


EOSシリーズをズームレンズ主体で使うという方におすすめのラインアップはこちら

超広角ズームレンズ

Canon EF11-24mm F4L USM

EF11-24mm F4L USM

EF11-24mm F4L USMは非球面レンズとして世界最大口径の外径φ87mmの研削非球面レンズを含む4枚の非球面レンズを採用することにより、世界最広角となる11mmの焦点距離と、広角レンズで発生しやすい歪曲収差を抑えた、超広角における新しい領域の映像表現を可能にしています。

EF11-24mm F4L USMは単に画角が広いというだけでなく、このクラスとして非常に高い高額性能を実現している点が大きな魅力です。

また、収差の補正と合わせて高画質を両立するため、キヤノン独自の技術を惜しみなく採用しており、研削非球面レンズや、色収差を良好に補正するスーパーUDレンズ・UDレンズをはじめ、高い反射防止効果をもつ特殊コーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」や「ASC(Air Sphere Coating)」を備えています。

風景や建築物の外観・内観の撮影などで非常に活躍するレンズで、建築カメラマンなどにも非常に人気のあるレンズとなっています。

広角ズームレンズ

Canon EF16-35mm F2.8L III USM

EF16-35mm F2.8L III USM

EF16-35mm F2.8L III USMはプロ・ハイアマチュアに人気の開放F2.8の大口径広角ズームが進化したレンズで、大口径ガラスモールド両面非球面レンズ2枚、研削非球面レンズ1枚の効果的な配置で、歪曲収差/像面湾曲/非点収差を抑制。

UDレンズ2枚の採用で色収差を大幅に低減。さらに、SWC、ASCによりフレア・ゴーストを低減。画面中心から周辺の隅々までズーム全域で高画質化を実現しています。

EF16-35mm F2.8L III USMはフィルターを使用できるため、EF11-24mm F4L USMと比較して汎用性が高く、風景からパースペクティブを生かしたポートレートまでプロ・ハイアマチュアカメラマンにさまざまな用途で使用されています。

標準ズームレンズ

Canon EF24-70mm F2.8L II USM

EF24-70mm F2.8L II USM

EF24-70mm F2.8L II USMは高画質と高耐久性とを兼ね備えた、高性能大口径標準ズームレンズです。 非球面レンズ3枚とスーパーUDレンズ1枚、UDレンズ2枚を採用し、ズーム&画面全域で従来機種以上の高画質を実現しています。

EF24-70mm F2.8L II USMはEFマウントで最高峰の標準ズームレンズであり、「1本だけ持っていくならコレ」と言える定番レンズです。画質とボケ量を両立させている点も大きな魅力です。

また9枚羽根の円形絞りを採用したことにより、円形に近い美しいボケ形状にすることができます。 日常的なシーンでより幅広い表現ができるレンズです。

望遠ズームレンズ

Canon EF70-200mm F2.8L IS II USM

EF70-200mm F2.8L IS II USM

EF70-200mm F2.8L IS II USMは高い描写力と機動性で、スポーツや報道など多くのシーンに対応する大口径・望遠ズームレンズ。プロの要望に応えて、水やホコリの侵入を防ぐ高い防塵・防滴性能に加え、固定筒の強度や部品連結部の構造を見直すことで重量増を抑えながら堅牢性を高めました。

EF70-200mm F2.8L IS II USMはその使い勝手と大きなボケを生かして、風景やスポーツ撮影だけでなく、ポートレートレンズとしても非常に使い勝手の良いレンズとなっています。

光学系には、残存色収差を補正し、ズーム全域で高画質を実現する蛍石レンズとUDレンズを採用。手ブレ補正効果はシャッター速度換算約4段分です。

超望遠ズームレンズ

EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×は1.4倍エクステンダー内蔵で200〜560mm(35mm判換算)の幅広いズーム領域をカバーし、200mm、300mm、400mm、500mmの望遠レンズ4本分を超える焦点距離に1本で対応、撮影領域を大幅に拡大、撮影の可能性を大きく広げます。

EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×は室内スポーツや屋外スポーツ撮影で非常に人気があり、オリンピックでもプロスポーツカメラマンに非常に人気があるレンズです。

従来のスポーツ撮影では大口径超望遠レンズを使用するため、複数台のボディに焦点距離の異なる超望遠レンズを使用するというスタイルでしたが、EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×の登場によってさまざまなフレーミングを一本のレンズで撮影しつつ、速いシャッタースピードでの撮影を可能にしてことで劇的に使い勝手をあげています。

光学系に蛍石1枚とUDレンズ4枚を使用。ズーム全域で色収差を抑え、単焦点レンズに迫る高解像・高コントラストな高画質を実現。さらにSWC採用により、画面内光源に対するゴーストも低減しています。 通常の手ブレ補正モードに加え、流し撮りが可能なモード2、露光中のみ手ブレを補正する手ブレ補正モード3を搭載しています。

マグネシウム合金を多く使用し、徹底的に軽量化を図るとともに、防塵・防滴構造を採用し、過酷な環境下での使用に応える高い堅牢性と耐久性を実現しています。

■EFマウントおすすめ単焦点レンズ


EOSシリーズを単焦点レンズ主体で使うという方におすすめのラインアップはこちら

超広角単焦点レンズ

Canon EF24mm F1.4L II USM

EF14mm F2.8L II USMは対角線画角114°のワイドビュー&高画質はをもち、きわめて広いパースペクティブ効果を活かした雄大な風景写真や、被写体から背景まで距離感のある個性的なポートレートが狙えます。APS-Cデジタル一眼レフでも22.4mmの超広角域を楽しめます。

EF24mm F1.4L II USMは薄暗い室内や光量の足りない場所で活躍するF1.4の大口径・広角レンズです。新技術による反射防止コーティング〈SWC(Sub wavelength Structure Coating)〉を採用し、従来は防げなかった特に入射角の大きな光によるフレアやゴーストの発生を抑制。

ガラスモールド非球面レンズ、UDレンズを各2枚採用し、諸収差を徹底的に除去。優れた防塵・防滴性能でプロの厳しい要求に応えます。

広角単焦点レンズ

Canon EF35mm F1.4L II USM

EF28mm F2.8 IS USMは広角単焦点レンズとして世界初(2012年2月現在)となる手ブレ補正機構を搭載。スナップや人物/風景撮影、建築写真などのさまざまなシーンで活躍する広角単焦点の新定番レンズです。

コンパクトなボディーにもかかわらずAFの高精度・高速化を実現し、約4段分の手ブレ補正機能やフルタイムマニュアルフォーカスなどの機能も搭載しています。最短撮影距離を0.23mに短縮し、より被写体に近づいた接写が可能になりました。

EF35mm F1.4L II USMはキヤノン独自開発の「BRレンズ」を初めて採用し、大口径レンズに発生しやすい色のにじみ(色収差)を大幅に低減し、撮影画面の中心から周辺まで優れた描写性能を実現。光量の少ないシーンでの手持ち撮影や、美しく大きなボケ味を活かした作画が可能。

そのうえ、ファインダーが明るく見やすいなど、大口径F1.4ならではの魅力を堪能できる広角Lレンズです。新技術に加えて、研削非球面レンズやUDレンズを採用することで各種収差を徹底的に除去しており、単焦点レンズの特長であるシャープでヌケの良い高画質を存分に楽しむことができます。

標準単焦点レンズ

Canon EF50mm F1.2L USM

EF50mm F1.2L USM

EF50mm F1.2L USMは屋内や夕景など暗めのシーンでも気軽に手持ち撮影ができる、開放F1.2の超大口径・標準Lレンズです。浅い被写界深度による美しく大きなボケ味を活かして、被写体を印象的に描くことができるため、ウエディングやポートレートの撮影などにも積極的に活用できます。

EF50mm F1.2L USMは設計の古いレンズであるため、解像力は現代のレンズと比較すると見劣りするものとなっています。また絞り込んだ際のフォーカスシフトに関しても問題があり、積極的に選びたいレンズとまではいかないものの、現在のEFレンズは50mmに決定版が存在しない空白期間となっており、敢えて純正レンズの中から選ぶとすればその美しいボケ味を考慮してEF50mm F1.2L USMを選ぶのも悪くは無いでしょう。

サードパーティ製レンズも選択肢になるのであれば、50mm F1.4 DG HSM ArtSP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)も積極的に考慮するのがオススメです。

中望遠単焦点レンズ

Canon EF85mm F1.2L II USM

EF85mm F1.2L II USM

EF85mm F1.2L II USMはF1.2の明るさを持ち、ポートレートやファッション撮影に最適なレンズとしてプロフェッショナルの信頼を得ている超大口径・中望遠レンズ。単焦点レンズならではの柔らかで自然なボケ味が得られます。

EF85mm F1.2L II USMはその大きなボケ味を生かしてプロ・アマ問わず、ポートレート撮影に非常に人気のあるレンズです。

また、光学系には研削非球面レンズを採用し、開放F1.2からLレンズにふさわしい卓越した描写力を発揮するなど、プロの厳しい要求に応える高品位かつ高性能なレンズです。

望遠単焦点レンズ

Canon EF300mm F2.8L IS II USM

EF135mm F2L USMは屋内スポーツ撮影もこなせる開放F2の大口径・望遠レンズ。もちろん、美しいボケ味と0.9mの最短撮影距離を活かしたポートレート撮影にも適しています。大型UDレンズを贅沢にも2枚採用したレンズ構成で、Lレンズにふさわしい高画質を約束します。

レンズ全長を抑えたコンパクトサイズは機動力も高く、軽快なフットワークの撮影が可能。望遠レンズの基本的なレンズワークを知るにも適しています。

EF200mm F2L IS USMはクラス最高の明るさを持つ、F2の大口径望遠レンズで、ポートレートや屋内スポーツの撮影で活躍します。シャッタースピード換算で約5段分の手ブレ補正効果があり、夕暮れや暗い室内などの手持ち撮影にも安心です。

UDレンズと蛍石レンズを採用し、色収差を高レベルで補正。マグネシウム合金によるボディーの小型・軽量化も実現しています。また円形絞りによる美しいボケ味も魅力です。

EF300mm F2.8L IS II USMは「サンニッパ」の愛称で親しまれる大口径・望遠レンズが新たに進化を遂げました。マグネシウム合金を積極的に採用することで、必要な強度を維持しながら軽量化に成功しています。

ゴーストを低減する新コーティング技術SWCの導入などにより、従来機種以上の高画質を実現しています。また、手ブレ補正効果も約4段分にアップ。指紋などを拭き取りやすくするフッ素コーティングをレンズ最前面/最終面に施すなど、フィールドでの使い勝手も向上しています。

超望遠単焦点レンズ

Canon EF600mm F4L IS II USM

EF400mm F2.8L IS II USMは前モデルから大幅な軽量化を実現し、機動性が大きくアップ。また、レンズ配置とコーティングの最適化によりゴーストやフレアの発生をより高いレベルで抑制しました。

さらにSWC採用により、画面内光源に対するゴーストも低減。従来機以上の高解像・高コントラストを実現しました。手ブレ補正効果は約4段分にアップ。露光中のみ手ブレ補正を行い、スポーツ撮影をサポートする新ISモード(モード3)を追加しています。

EF500mm F4L IS II USMはスタジアムでのスポーツ撮影など、離れた位置からでも被写体を引き寄せて撮影できる大口径・超望遠レンズです。

光学系には蛍石レンズ2枚を使用。徹底した軽量化により移動時の負担を軽減すると同時にスムーズなカメラワークを実現しています。手ブレ補正効果はシャッター速度換算で約4段分。露光中にのみ手ブレ補正を行うモード3を搭載。レンズ面にはフッ素コーティングを施しました。

EF600mm F4L IS II USMは野生動物やレーシングカーなど、近づけない被写体の撮影時に活躍する超望遠レンズ。さらなる高画質を追求し、光学系には蛍石レンズ2枚を使用しています。

シャッター速度換算約4段分の手ブレ補正機構には、不規則に動く被写体をファインダーで追いやすいモード3を追加しました。レンズ面にはフッ素コーティングを施しています。

EF800mm F5.6L IS USMは野鳥、野生動物などの撮影や屋外スポーツに最適な800mmの超望遠レンズです。シャッター速度換算で、約4段分の手ブレ補正機構を搭載しました。

蛍石レンズ、スーパーUDレンズ、UDレンズの採用で、色収差を高度に補正。マグネシウム合金ボディーにより、小型・軽量化を実現しました。過酷な環境下で活躍する、優れた防塵・防滴性能も備えています。

魚眼レンズ

Canon EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMは最短撮影距離0.15m。魚眼レンズとしては珍しいズームレンズで、さまざまなフレーミングを可能にしています。

現代は魚眼レンズがあまり売れない傾向にありますが、EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMはその使い勝手と画質の高さから、パースペクティブや歪みを生かしたポートレートレンズとしてもオススメです。

マクロレンズ

Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM

EF100mm F2.8L マクロ IS USM

EF100mm F2.8L マクロ IS USMはカメラの角度ブレとシフトブレ、ふたつの手ブレを補正する世界初の手ブレ補正機構ハイブリッドIS搭載の中望遠マクロレンズです。

マクロ撮影に対応した手ぶれ補正を搭載したこのレンズはマクロレンズとしての使い勝手が非常に高く、花や商品などの撮影で非常に人気があります。

角速度センサーと加速度センサーが検知したカメラの動きを新アルゴリズムが分析し、ブレ量を算出。ふたつの手ブレを高精度に補正します。UDレンズ使用などLレンズならではの贅沢な光学系も魅力です。

アオリレンズ

Canon TS-E17mm F4L

TS-E17mm F4Lは建築写真家のニーズに応える、超低歪曲かつ画面周辺までの高画質化を実現。大口径非球面レンズとUDレンズを使用した高い光学性能に加え、新反射防止コーティングSWC(Subwavelength Structure Coating)が入射角の大きな光によるフレアやゴーストの発生を抑制。

ティルトとシフトの移動方向を直行から平行まで0〜90°の範囲で設定できるTSレボルビング機能、大型ノブの採用など、快適な操作性も追求しました。また、ティルト部を基準位置で確実に固定するティルトロック機構を装備しています。

TS-E24mm F3.5L IIはシフト・ティルト両機能を内蔵。超低歪曲化と画面周辺までの高画質化、高い操作性を実現した広角アオリレンズです。新反射防止コーティング技術SWC(Subwavelength Structure Coating)により、入射角の大きな光によるフレアやゴーストの発生を抑制。

広いシフト・ティルト範囲、TSレボルビング、大型ノブの採用など操作性も大幅に向上しています。円形絞りによるキレイなボケ味も特長です。また、ティルト部を基準位置で確実に固定するティルトロック機構を装備しています。

画像:Amazon,Canon

Reported by 正隆