Lightroom CC vs Lightroom 5、RAW現像速度を検証!

adobe_lightroom_cc

人気のあったLightroom 5 ですが、最新のLightroom CC 2015ではGPU対応で処理速度が「劇的に」速くなったというAdobeの発表がありました。ちなみに現在はLightroom 6も発売されています。

果たしてLightroom CCはどれほど高速化したのか?それを検証したのが今回のレビューです。その結果や如何に?



■まずは測定環境


・Windows PC → HP Z420 Workstation、HP Z440 Workstation
・MAC PC → Mac Pro (Mid 2010)、Mac Pro (Late 2013)
・OS  → Windows 7およびMac OS X(Yosemite)
・各ベンチマークテストはそれぞれ5回程度う
・数値の優れている3回のデータを抽出し平均値を算出
・100枚のRAW画像、計2.32GBを読み込み新規カタログ作成
・無加工でTIFF形式で書き出し
・ウィンドウ右上のプログレスバーが消えるまでの時間を計測

といったテストです。

■Windows OS機の結果


Lightroom1

Windows OS機の結果
・Lightroom 5では100枚のRAW画像を現像するのに200秒
Lightroom CCではZ420/Z440ともに1/2以下の時間で現像終了
・倍以上の速度差がありハッキリと体感出来る

■Mac OS 機の結果


Lightroom2

Mac OS機の結果
・Mac Pro 2010において約22%の時間短縮
・Mac Pro 2013では約13%の時間短縮
・微増ながら確実な速度UPが見込める

■結構違うLightroom CC 2015


いかがでしたでしょうか?結構差がありますね。GPUによってはもっと差が出るかも知れません。HDRやパノラマなど新機能も搭載されたLightroom CC 2015。

月額利用料に抵抗があった方も仕事に趣味に使用頻度が高いなら買い換える価値は十分あるように思います。

画像:マイナビニュース,Adobe

Reported by 正隆