北極圏でお茶をブチまけるとどうなるのか?

北極圏でお茶をぶちまける

マイナス50℃の北極圏で水筒のお茶をブチまけたらどうなるでしょうか?

今日はそんな馬鹿げたことにチャレンジし、素晴らしい作品を撮影したMichael H Daviesさんとその友人マーカス君のお話です。



■ミッシェル・H・デイビスさんの挑戦


カナダ北極圏の山の頂上、しかも真冬。そんな命の危険さえ伴う過酷極まりない場所で実におバカなチャレンジをしたミッシェル・H・デイビスさんのニュースです。なんだかテレフォーマーズのヒロインみたいな名前ですね。

ミッシェルさんはお友達のマーカス君とカナダ北極圏、イヌイットの村があるパンナータング地方の山に登りました。日照時間わずか2.5時間、気温マイナス50℃という極寒の環境で彼らは「ポットのお茶をブチまける!」ただそれだけの為にこの命がけのチャレンジを行いました。

お茶を入れた魔法瓶をいくつも持って上がり、風が止むのを待ち、太陽がベストな位置になるように構図をとって二人はこの素晴らしいショットをものにしました。空気中で凍っていく様は非常に美しく、またこの構図も素晴らしいですね。

以前ロシアのマイナス41℃の中でマンションのベランダからバケツで熱湯をブチまけるというのを見た事がありますが、空気中でダイヤモンドダストになるという驚きの映像でした。

素晴らしい写真を撮った偉大なるヒマ人のお二人に乾杯です!

画像:Michael H Davies.com

Reported by 正隆