本日ご紹介するのは、レゴブロックのようなモジュール組み立て式のカメラCambitsです。
色ごとに機能が振り当てられており、赤はセンサー、青はフラッシュ、黄色はレンズ、オレンジはフィルター。そんなカラフルなプラスチック製のブロックを繋げるだけで、何通りものパターンのカメラが組み上がるというもの。
コロンビア大学のコンピューター・ビジョン研究所が開発したこの不思議なブロック、現代のブラックボックス化したカメラに一石を投じてくれるかもしれません。
■Cambitsとは?
開発したのは研究所のShree Nayar教授と、リコーの科学者オダマキマコト氏とのこと。
ブロックは大きく分けて6種類あり、白がベース、赤がセンサー、青がフラッシュ、緑がアクチュエーター(雲台のような役割)、黄色がレンズ、オレンジはフィルターなどのアクセサリーです。
ブロック同士は磁石でくっつく仕組みで、それぞれのブロックにあるピン状の端子が接することで制御シグナルをやり取りします。
■紹介動画
■夢が広がるブロック
動画を見る限り、レンズを二つ取り付けたり、顕微鏡ふうなシステムを作ったり、宙玉レンズがあったりとかなり自由度が高そうです。
さすがに画質はチープかと思いますが、見た目もポップで楽しいおもちゃのよう。残念ながら市販されているものではありませんが、これだけ完成度が高いのですからぜひ製品化してほしいですね。
Reported by ひらはらあい