そんなわけでCANON RUMORSによると、キヤノンは2016年中に3機種のミラーレス機を発売し、2機種がAPS-C機、1機種が4K動画記録対応のフルサイズ機として発表されるかも知れないとのことです。
時期としてはフォトキナでのお披露目を考慮して8月の終わり頃と予想しているようです。
■キヤノン初のフルサイズミラーレス機?
- 2016年に3機種のミラーレス機を発売する
- 3機種のうち1機種は4K動画記録対応
- Leica QやDSC-RX1RM2のようにレンズ固定式ミラーレス機になるかも知れない
- センサーサイズは不明だが2機種はAPS-C機
- フォトキナに間に合うように8月末発表
CR2の噂でCANON RUMORSの願望も混じっているようですが、もし本当に3機種発売されるなら1機種はフルサイズが含まれていてもおかしくないように思います。
ただLeica QやDSC-RX1RM2のようなミラーレス機というのは、ミラーレスではなくフルサイズコンパクトデジタルカメラになってしまうと思います。
先日キヤノンのカメラ開発者である戸倉 剛氏はインタビューで「まだミラーレス機にプロレベルの機種は時期尚早」との趣旨の発言がありましたが、まあソニーがフルサイズミラーレス機を成功させている状況でトップメーカーであるキヤノンがフルサイズミラーレス機の研究開発を行っていないはずはないと思われます。
キヤノンマーケティングジャパン社長、坂田正弘氏は、「ミラーレス機市場でも2016年はシェア2位を、一時でも早くシェアトップを目指す」という趣旨の発言をしていますし、またキヤノンはそれを現実に狙えるカメラ業界のトップメーカーですから、フルサイズミラーレス機の投入は時間の問題と言えるでしょう。
ただ海外でのプロ機と日本でのプロ機の認識は少し違っていることもあり、日本での上級機(EOS 7D Mark IIなど)が海外ではプロシューマー向けとカテゴライズされることも多いため、今回のCANON RUMORSのプロ用ミラーレス機という発言もEOS-1D X Mark IIやEOS 5D Mark IIIと同じようなクラスのミラーレス機というわけではないかも知れません。
α6300のようなファインダー内蔵APS-C機やα7R IIのようなフルサイズ機がキヤノンから発売されればかなり話題になりそうで楽しみな噂です。
画像:CANON RUMORS
Reported by 正隆