ソニーから初のストロボ用ラジオスレーブユニットFA-WRC1MとFA-WRR1が発表されそうです。
ニコン、キヤノンなどでは既にありましたが、ソニーでは初の製品となり、プロ市場に進出するにあたって着々と周辺機器も固めてきているようです。
■FA-WRC1MとFA-WRR1の概要
FA-WRC1Mは30メートルまでの範囲でストロボのラジオスレーブ発光可能で、最大5グループに15台までのフラッシュユニットを制御することができます。TTL調光及びマニュアル調光も可能となっています。さらにハイスピードシンクロにも対応しています。
レシーバーであるFA-WRR1はSONY製クリップオンストロボ、HVL-F20M、HVL-F32M、HVL-F43M、HVL-F60Mに対応しており、
正式な発売日は決まっていませんが、夏頃になるのではないかとのことです。
■着々とプロ市場への参入準備を進めるEマウントシステム
FE 24-70mm F2.8 GM、FE 70-200 mm F2.8 GM OSS、FE 85mm F1.4 GMと三本のプロユースに対応したレンズを発表したSONYですが、ラジオスレーブユニットも追加されるとのことで、プロ使用に耐えるシステムを揃えつつあります。
ポートレート市場から参入したいと考えているように見受けられ、画質においてもニコン・キヤノンに見劣りする部分はないでしょうから、あとはスタジオやロケでの撮影に対応したライティングアクセサリーとレンズラインアップが増えていけば、ポートレート撮影においてSONYがプロ市場でその領域を拡大していくのも夢物語ではないでしょう。
画像:SONY
Reported by 正隆