4/3 RUMORSにOLYMPUSのフラッグシップミラーレス機、OM-D E-M1後継機、OM-D E-M1 Mark IIの噂が掲載されていましたので、そちらをご紹介します。
またOLYMPUSはプロ機の市場も狙っているという話も…。
■どうなる?OM-D E-M1 Mark II
- LCE(London Camera Exchange)でOLYMPUSの担当者に聞いた情報
- OLYMPUSの担当者によると、E-M1後継機であるE-M1 Mark IIは9月のフォトキナで発表予定、10月に発売される
- E-M1 Mark IIは大幅な改善がなされている
- OLYMPUSはプロスポーツ写真の市場を重視し参入したいと考えている
- E-M1 Mark IIはE-M1よりも大幅に高速化したオートフォーカス性能を持つ
- E-M1 Mark IIに4K動画が搭載されるかどうかは明言されなかった
■OLYMPUSはプロ機の市場も狙っている?
E-M1はOLYMPUSのフラッグシップミラーレス機ですが、2013年10月11日の発売から2年6ヶ月が経過しており、後発のE-M5 Mark IIに性能的に抜かれている部分もあります。9月のフォトキナで発表、10月発売ということであれば丸3年ということで、フラッグシップ機としては妥当な製品サイクルだと思います。
また、プロの市場を狙っていると語ったとも書かれています。M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROのような換算600mmオーバーの高級レンズシリーズをラインアップしていることを考えると、プロスポーツ撮影に市場を狙っていてもおかしくは無いのかも知れません。
ただプロスポーツ撮影では、光学ファインダーやイメージセンサーの大きさに由来する高感度耐性、バッテリー寿命などマイクロフォーサーズが苦手とするさまざまな要素が求められるため、そう簡単にプロスポーツカメラマンがOM-D E-M1 Mark IIを使用するかは分かりません。
良い事だとは思いませんが現実には、「プロカメラマンに憧れて同じ機種を選ぶハイアマチュア」「ハイマチュアに勧められて同じメーカーを選ぶ初心者」という流れはいつの時代もあり続け、結果的にNikon・Canonが長い間カメラ市場で大きな存在感を持ち続ける原動力ともなっています。
そうした状況を考えれば、ミラーレス機が主力のメーカーも「アマチュアに売るためにプロ市場に本格的に参入したい」というのが本音なのかも知れません。
画像:4/3 RUMORS
Reported by 正隆