フィルムは死せず!コダック「エクタクローム」が復活!

Kodak Ektachrome

コダック アラリスはリバーサルフィルム「エクタクローム(EXTACHROME)」を2017年の第4四半期に発売すると発表しました。

日本での発売はまだ発表されていないものの、2012年03月に生産が完了した非常に人気のあったリバーサルフィルムであるエクタクロームが復活することはフィルムカメラファンには大きな反響があると思われます。

エクタクロームが復活する理由として、ここ数年フィルム写真の人気が再燃していることが要因のようです。

今回はこの伝説のリバーサルフィルム「エクタクローム」復活のお話です。



■エクタクロームってどんなフィルム?


リバーサルフィルムには感光乳剤に色素を形成するカプラーを混入した内式リバーサルフィルムと、現像液にカプラーを入れる外式リバーサルフィルムがあります。

エクタクロームはプロ用リバーサルフィルムとして出荷時にカラーバランスが最適化されており、冷蔵庫などでのチルド保管が求められました。また開封後も撮影→現像もなるべく早く行うことが推奨されていました。

エクタクロームは内式リバーサルフィルムで、リバーサルフィルムでは代表的なE-6現像処理を行います。非常に人気のあったリバーサルフィルムでしたが、フィルムカメラからデジタルカメラへ時代が変化していく中で2012年03月01日をもってエクタクロームはその生産を終了しました。

■エクタクロームの復活


コダック アラリスはCES 2017で、プロフェッショナル・エクタクロームを再販すると発表しました。

新しいエクタクロームは135(35mm判)の36枚撮りが2017年第4四半期に再販されるとのことですが、詳しいことは日本でのプレスリリースを待ちましょう。

エクタクロームは2012年03月に生産が完了するまで数々のプロ・ハイアマチュアカメラマンに愛されてきたリバーサルフィルムでした。近年フィルム写真ブームが再燃しており、これは以前あったカメラ女子を主役としたクラシックカメラブームとは異なり、「フィルムを使って撮影された写真のブーム」となっているのが特徴です。

コダック アラリスのデニス・オルブリッチ社長によると、「フィルムは私たちの遺産であり、私たちは過去数年間写真家のニーズと希望に耳を傾け、カラーリバーサルフィルムを取り戻そうとしていました」とのこと。

私はフィルム時代はネガをコダック、ポジをフジフイルムを使用していましたが、コダックのリバーサルフィルムにはコアなファンが数多くおられますので、この復活は非常に歓迎されることでしょう。

画像:Kodak

Reported by 正隆