コシナは先日ソニーEマウント用のフルサイズ対応単焦点レンズ3本をCP+にて参考出品しています。
- NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount
- NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mount
- MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
発表したのは以上の3本で、すべてフルサイズ対応、しかもボディ内5軸手ぶれ補正にも対応しているとのこと。現時点では発売時期・価格は3本とも未定とのことですが、ここまで仕上がっているのであれば発売もそれほど遠い話ではなさそうです。
今回はこの新フォクトレンダーEマウントレンズをご紹介します。
■NOKTON classic 35mm F1.4 E-mount
NOKTON classic 35mm F1.4 E-mountはフルサイズのセンサーをカバーする準広角大口 径レンズです。
人気のあるVMマウントのNOKTON classic 35mm F1.4 をベースに、E-mount デジタル撮像素子に最適化させた光学設計を行っているとのこと。
NOKTON classic の名にふさわしく意図的に収差を適度に残すことで、開放ではなだらかで美しいボケ味を、絞り込むと鋭い描写力を発揮します。コンパクトな製品で携帯性も高くレンズの個性を活かした撮影が可能です。
■NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mount
NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mountはフルサイズのセンサーをカバーする標準大 口径レンズです。
E-mount 撮像素子に最適化された光学設計を採用し、中心から周辺まで安定した画質を実現しています。最短撮影距離は40cm。コンパクトで携帯性が高い大口径標準レンズとして使えるのが魅力です。
また動画におけるスムーズな絞り操作と、クリック音発生を抑制することが可能なデクリック機構を搭載しています。
■MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mount
MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical E-mountはフォクトレンダーブランド最高性能を持つAPO-LANTHAR銘を冠する製品です。
昨年のフォトキナでも参考出品されていましたが、今回の出品では仕様・外装デザインが変更されています。
F2の大口径ということで、現在発売されているフルサイズ対応マクロレンズとしては非常に明るく、またマクロ撮影時以外でも大きなボケを期待することができるレンズです。
最大撮影倍率は 1:2となっており、等倍マクロレンズではないものの、中望遠レンズとして寄れるポートレートレンズとしても使いやすいレンズとなっています。
画像:デジカメWatch
Reported by 正隆