高性能ライティング機材で有名なプロフォトのストロボ用ワイヤレストランスミッター、Air Remote TTLにこの度オリンパス用が発売されました。
Air Remote TTLはカメラのホットシューに取り付けプロフォトのPro-10、D2、B1、B2といった主要なストロボをワイヤレスコントロールすることが出来るトランスミッターです。
今回はAir Remote TTL-O(オリンパス用)発売のお話です。
■Profoto Remote TTLの概要
オリンパスとの共同開発による安心感
Air Remote TTLのオリンパス用となるAir Remote TTLの対応カメラは、OM-D E-M1 Mark II、OM-D E-M5 Mark II、PEN-Fの3機種ということで上位モデルに限定されるものの、オリンパスからの技術開示を受けての共同開発品とのこと。
もともと非常に信頼性の高いプロフォト製品ですが、オリンパスとの共同開発ということで、まさに仕事にも安心して使える製品といえるでしょう。
2.4GHz帯域を使用したラジオスレーブであるため、障害物などの影響を受けにくく、1/8,000秒までのハイスピードシンクロにも対応しています。単4電池2本で最大30時間使用できます。
その快適さ、まさに別次元。
Air Remote TTLはTTL調光にも対応しているため、Profoto B1やProfoto B2のようなバッテリータイプのモノブロックストロボを屋外で使用する際など、モデルとライティングの距離が変わったり環境光の明るさが刻々と変わる場合なども使いやすくなっています。
モノブロックでもジェネレーターでもシンクロコード無しでの撮影は非常に快適で、一度使うと手放せないことでしょう。またリモートで調光できるためいちいちモノブロック本体やジェネレーターまでいく必要がなく、調光が容易である点もAir Remote TTLの大きな魅力です。
各メーカー用も発売中
Air Remote TTLは既にキヤノン用、ニコン用、ソニー用が発売されています。
- キヤノン用:Air Remote TTL-C
- ニコン用:Air Remote TTL-N
- ソニー用:Air Remote TTL-S
- オリンパス用:Air Remote TTL-O
というわけで、各メーカーのTTL調光に対応したモデルが登場し、いずれはパナソニック用やペンタックス用の登場も期待できそうです。
これからプロフォトのライティング機材をお考えの方や、プロフォトのライティング機材を揃えたスタジオを頻繁に使う方などは是非ご検討されてみてはいかがでしょうか?
画像:Profoto
Reported by 正隆