カメラグランプリ実行委員会が「カメラグランプリ2017」を発表しました。
- 大賞:OM-D E-M1 Mark II
- レンズ賞:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- あなたが選ぶベストカメラ賞:OM-D E-M1 Mark II
オリンパスは今回「大賞」「レンズ賞」「あなたが選ぶベストカメラ賞」の3つの部門を受賞し三冠に輝きました。
というわけで、今回はカメラグランプリ2017のお話です。
■カメラグランプリ2017各賞
大賞:OM-D E-M1 Mark II
選考理由
OM-D E-M1 Mark IIは静音連写モードでAF追随最高18コマ/秒が可能で、対応レンズとの協調動作によって最高約6.5段分のボディ内5軸手ぶれ補正を実現します。
プロ/アマチュアのいずれが使っても十分な高画質と信頼性を兼ね備え、軽快に使える。グリップ感もよく、防塵・防滴性能を持ち、幅広いシーンで使えるカメラである点が評価されました。
レンズ賞:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
選考理由
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROは高倍率ズームレンズでありながら高い性能を備え、さらにズーム全域で開放F値4.0を実現、ズーム全域での画質が均一で収差が少ないこと。
また世界最高の最大6.5段分(CIPA規格準拠)による補正効果が驚異的で、1秒以上の手持ち撮影まで可能で三脚が不要と思えるほどの性能である点が評価されました。
あなたが選ぶベストカメラ賞:OM-D E-M1 Mark II
選考理由(投票コメントより抜粋)
- ミラーレスが一眼レフを超えた歴史に残る機種である。(55歳・男性)
- 飛翔する鳥にピントをさっと合わせられる部分や、圧倒的な手ぶれ補正で夜景撮りにおけるパフォーマンスなどもはや驚愕と言わざるを得ない。(42歳・男性)
- ヘタなのか、どうしても呼吸やシャッター押す瞬間などにブレてしまうので、ブレを徹底的に防いでくれるシステムは嬉しいです。写真画質も綺麗そう。(49歳・女性)
- ミラーレスの未来形が見えてくる(57歳・男性)
- オートフォーカスが高速で動体撮影も難なくこなしてくれるので、今まで挑戦したことがなかった写真を撮るきっかけになってくれました。(25歳・男性)
- なんたって、SLRに負けないAF性能、連写性能、プロキャプチャー、そして恐ろしいほどの手ぶれ補正(58歳・男性)
- AFの性能が前の機種と比べ格段にアップしています。力士の写真を撮るのが好きなのですが、この機種に変えてから納得がいく写真が撮れるようになりました。(41歳・女性)
- 革新的。感動した!(50歳・男性)
- 反応速度の高いEVF、高速連写。ミラーレスでありながら、一眼レフ機に負けない高性能。(43歳・男性)
- 防塵・防滴、5軸5.5段ぶんの「5軸シンクロ手ぶれ補正」で安心して使える。(55歳・女性)
など。
カメラ記者クラブ賞:D500
選考理由
D500は長い間待ち望まれていたニコンAPS-C一眼レフカメラのフラッグシップ機で、フルサイズフラッグシップ機であるD5と共通のオートフォーカスセンサーを搭載。
一般ユーザーでも手の届く価格帯でありながら充実した基本性能と号線間の高い外装や高品位なファインダーを備え、APS-C機そのものの魅力を高め、ミラーレスカメラの発展が目覚ましい現在にあっても、一眼レフカメラの魅力を改めて感じさせる一台であるという点が評価されました。
カメラ記者クラブ賞:GFX 50S
選考理由
GFX 50Sは中判ミラーレスカメラという新ジャンルを世に広く知らしめたモデルです。
35mm判の約1.66倍という大型撮像素子を搭載しながらも、ミラーボックスを持たない構造を生かして中判デジタルカメラでありながら小型軽量に仕上げられています。
中判フォーマットならではの解像感の高さはもちろんのこと、APS-CミラーレスカメラのXシリーズで培ってきた経験から、初代モデルでありながら高い完成度を持つ点も評価を集めました。
画像:Amazon
Reported by 正隆