PENTAXファン待望のフルサイズ一眼レフである、PENTAX K-1の発売日が4月28日に決定しましたので、PENTAX K-1の特長や主な魅力と合わせてお知らせします。
■PENTAX K-1の概要
手ブレ補正機構
- 角度ブレに加え、シフトブレ、回転ブレに対応する5軸補正対応
- 効果はシャッタースピード5段分
- SRユニットを用いたモアレ低減機能「ローパスセレクター」搭載
- 内蔵GPSユニットと組み合わせて簡易的な天体追尾撮影が可能な「アストロトレーサー」機能搭載
- 回転方向にセンサーを動かす「構図微調整」「自動水平補整」対応
- 1ピクセルずつセンサーを動かし、連写合成することで超解像効果を得る「リアル・レゾリューション・システム」搭載
基本性能
- 有効3,640万画素CMOSイメージセンサー
- ライブビューはコントラスト検出式
- 顔検出、追尾、多点オート対応
- 動画記録は最大1,920×1,080:60i/30p
- ステレオマイク端子、ヘッドホン端子を備える。4Kサイズのインターバル動画搭載
オートフォーカス及びシャッターユニット
- SAFOX 12による AFシステムは33点測距(中央25点クロス)
- 中央およびその上下3点はF2.8光束に対応
- 輝度範囲はEV-3~18(ISO100)
- AFモードは、スポット、セレクト、セレクトエリア拡大(S、M、L)、ゾーンセレクト、33点オートを選択可能
- シャッター速度は1/8,000秒~30秒
- ストロボ同調速度は1/200秒(内蔵ストロボは非搭載)
- シャッター耐久テストは30万回
- 連写速度は最高約4.4コマ/秒(フルサイズ。17コマまで)
- 約6.5コマ/秒(APS-C。50コマまで)
ファインダー性能
- ファインダー視野率約100%
- ファインダー倍率0.7倍(50mm F1.4レンズ、無限大)
- アイレリーフ約20.6mm(見口枠より)約21.7mm(レンズ中心より)
- スクリーンはナチュラルブライトマットIII(交換不可)
操作性
- ダイヤルの機能を決めるダイヤル「スマートファンクション」
- カメラ上部の新ダイヤルは、背面右上に新設された設定ダイヤルの割り当て機能を選択可能
- ISO感度や露出補正の設定画面を呼び出す物理ボタンを搭載
- 新機構の可動モニター液晶モニターは左右上下に光軸上で可動可能
- 液晶モニターは3.2型約103.7万ドット
- 背面方向キー下ボタンに割り当てられた「アウトドアモニター」設定では、環境光に合わせて画面の明るさを±2段階で調整可能
- 暗所撮影対応「操作部アシストライト」で暗いシーンでの操作に配慮、レンズマウント上部、SDカードスロット部、レリーズソケット部、液晶モニター背面の四隅にLED照明を備える。
- 本体上面の照明ボタンに連動して、メニュー内で設定した箇所の照明が点灯する。
その他仕様
- 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-I対応)
- デュアルスロット搭載
- ボディは防塵・防滴構造
- バッテリーはD-LI90P
- 撮影可能枚数は約760枚
- 別売「バッテリーグリップD-BG6」を用意
- 外形寸法、約136.5×110×85.5mm
- 質量約1,010g(バッテリー、SDカード1枚含む)、約925g(本体のみ)
発売日
- 2016年4月28日
画像:PENTAX
Reported by 正隆