撮像素子ファンの皆さんこんにちは。
デジタルカメラの核心とも言えるイメージセンサーは、さまざまな進化を果たしてきました。現在でも多様なイメージセンサーがそれぞれのイメージセンサーの特徴を主張しながら市場に共存しています。
そこで今回は、このデジタルカメラの最重要部品とも言えるイメージセンサーにはどのようなものがあるのか?をご紹介したいと思います。
目次
- CCD
- かつての王者CCDイメージセンサー
- CCDはバケツリレーのように電荷を運ぶ
- 主役の座は譲っても未だ生き残るセンサー
- スーパーCCDハニカム
- 特殊な配列がスーパーCCDハニカムの特徴
- 人間の眼の特性を利用して2倍のデータを得る
- HR系とさらに進化したSR系
- 消えていったスーパーCCDハニカム
- CMOS
- 現代の主流、猫も杓子もCMOSイメージセンサー
- 安物扱いから主役に昇格
- グローバルシャッターなどさらなる進化に期待
- Live MOS
- パナソニックの革新、Live MOSイメージセンサー
- 裏面照射型CMOS
- ソニーの革命、裏面照射型CMOSイメージセンサー
- 高感度に劇的に強くなった裏面照射型CMOSイメージセンサー
- 今やフルサイズイメージセンサーにも採用
- 積層型CMOS
- 裏面照射型のさらに先へ。積層型CMOSイメージセンサー
- 高速化と高機能化を実現する積層型CMOSイメージセンサー
- 曲面(湾曲)CMOS
- レンズに合わせてセンサーを曲げる曲面イメージセンサー
- 曲面センサーの課題
- 曲面イメージセンサーの様々なメリット
- 有機薄膜CMOS
- 光電変換部と回路部を独立設計
- 入射光線範囲を60°に拡大、忠実な色再現性を可能に
- 従来比1.2倍の感度を達成、低ノイズを実現
- 1画素内に明暗2つの感度検出セルを備えることでダイナミックレンジを劇的に拡大
- Foveon X3
- 独特な三層型イメージセンサー、Foveon X3
- 圧倒的解像感と偽色の発生を防ぐフォビオン
- デュアルピクセルCMOS
- デュアルピクセルCMOS AFの原理
- 画質に影響を及ぼさない像面位相差システム
- 一眼レフありながら像面位相差AFを搭載し、快適なライブビュー撮影を実現
- デュアルピクセルCMOS AFはF8まで対応可能
- デュアルピクセルCMOS AFの画素数の考え方