例によってCANON RUMORSによると、キヤノンから2機種のEOS Mが2016年秋〜冬に発売されるかも知れないとのことです。
またそのうちの1台はキヤノン初のフルサイズミラーレス機となるかも知れないとのこと。
■EOS M3後継機とフルサイズミラーレス
CANON RUMORSの情報をまとめると、
- 秋にキヤノンからミラーレス機が発表されるという情報を得た
- 間違いなく2016年の終わりまでに2機種のEOS Mが発表されるとの情報を得た
- そのうちの1機種はEOS 80Dと同じセンサーを使ったEOS M3後継機
- EOS M3後継機に関しては、センサーだけでなく操作系に関しても変更が図られる
- もう1機種はキヤノン初プロ用ミラーレス機となる
- このプロ機に関しては、2400万画素のフルサイズセンサーが採用される
- またこのフルサイズミラーレス機はEFレンズを使うことが出来るようになっている
- EF-Mレンズが年内に3〜5本発表される予想
■ミラーレスなのにEFマウントとはこれいかに?
フルサイズミラーレス機が発売されるとの話ですが、まずEOS M3後継機EOS M4にEOS 80Dと同じデュアルピクセルCMOSセンサーを採用するというのは、説得力のある噂です。
対してプロ用ミラーレス機というのは、海外と日本のプロ機の定義は少し違っており、日本ではプロ機と言うと、フルサイズ中級機(EOS 5D Mark III)以上というイメージですが、海外ではEOS 7D Mark IIやEOS 6Dもプロシューマー機としてカテゴライズされることが多いため、フルサイズミラーレス機もガチガチのプロ用というよりは、上級機というイメージが近いのかも知れません。
またフルサイズミラーレス機はEFレンズを使用するとのことですが、EFマウントを採用したのではEOS-Mシリーズと呼べるかは疑問ですし、またPENTAX K-01やsd Quattroのようなミラーレスボディ+一眼レフ用マウントといったニッチな市場をキヤノンが狙うかな?という疑問が残ります。
キヤノンは以前インタビューで、「EF-Mマウントはフルサイズセンサーも物理的には入るかも知れないが、画質を担保することが難しい」とのコメントをしています。
EマウントもEF-Mマウントもマウント内径はほとんど変わらず、フルサイズセンサーは入るはずですから、結局フルサイズ機もEF-Mマウントで出し、EFレンズにはマウントアダプターで対応してくるのではないかという気がします。
参考:CANON RUMORS
画像:CANON RUMORS
Reported by 正隆