ソニーEマウント写りの良いフルサイズ対応おすすめレンズはこれだ!

FE 100mm F2.8 STF GM OSS

革新的なカメラでカメラ業界の新しい時代を切り開いたソニーEマウントですが、登場当初は弱点と言われていたレンズラインアップも現在は非常に充実しています。ツァイスシリーズだけでなくG Masterシリーズも登場しますます熱いEマウントレンズ群。

そこで今回はソニーEマウントレンズを、価格や携帯性を度外視して焦点距離別で画質優先のオススメラインアップをご紹介します。

全部揃えればあなたもEマウントマスターになれるかも!?



■Eマウントおすすめズームレンズ


ソニーEマウントミラーレス機をズームレンズ主体で使うという方におすすめのラインアップはこちら

広角ズームレンズ

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS(SEL1635Z)

Eマウントのフルサイズ対応広角ズームレンズはそれほどあるわけではありませんが、Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSはフルサイズ対応でありつつ高い画質を誇るレンズということで、ソニーEマウントで広角ズームを使う方にとって定番のレンズと言えるでしょう。

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSはソニー独自の高度な成型技術を用いた高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ1枚と非球面レンズ4枚を用いた先進の光学設計により、画面のすみずみまでシャープに描写する高解像の実現と歪曲収差や像面湾曲を極限まで低減。また、EDガラスの使用により、色収差も抑制します。

さらに、「T*(ティースター)コーティング」の採用により、レンズ表面での光の反射を効果的に抑え、画質低下の原因となるフレアやゴーストを最小限に抑制。忠実な色再現とヌケの良い描写を実現しています。

標準ズームレンズ

FE 24-70mm F2.8 GM

FE 24-70mm F2.8 GM(SEL2470GM)

FE 24-70mm F2.8 GMはソニーEマウント標準ズームの最高峰となるレンズです。ソニーの最先端技術を惜しみなく投入し、画質だけなく、ズーム全域でF2.8の明るさを実現する大口径標準ズームレンズでもあります。

新開発の超高度非球面レンズXA(extreme aspherical)レンズ1枚を含む計3枚の非球面レンズが諸収差を補正。ズーム全域で中心から周辺まで高い解像性能を実現、またED(特殊低分散)ガラス1枚とスーパーEDガラス1枚が色収差を良好に補正し、色づきの少ないキレイなぼけ味を実現。コーティングにはソニー独自技術のナノARコーティングを採用し、高コントラストでヌケの良い描写性能を発揮します。

FE 24-70mm F2.8 GMはその高い画質に加え、マニュアルフォーカスの操作性向上、AF/MFスイッチやフォーカスホールドボタン、ズームロックスイッチの搭載、防塵防滴に配慮した設計など使いやすさにもこだわっています。

使用頻度の高い24mmから70mmまでをカバーしているため、スナップ、ポートレート、風景撮影など幅広いジャンルで活躍します。

望遠ズームレンズ

FE 70-200mm F2.8 GM OSS

FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)

FE 70-200mm F2.8 GM OSSは開放F値2.8で70mmから200mmまでの使用頻度の高いズーム域をカバーする望遠ズームレンズで、風景・ポートレート・スポーツ撮影などさまざまな撮影で重宝する大口径望遠ズームレンズとなっています。

美しいぼけ味を損なうことなく高い解像性能を実現する新開発の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズのほか、色にじみを抑えるED(特殊低分散)ガラス・スーパーEDガラスに加えて、αレンズのズームレンズとしては初めてフローティング機構を採用し、最短撮影距離0.96mと最大撮影倍率0.25倍を実現しています。

フォーカスレンズ群は、リングドライブSSMとダブルリニアモーターで高速かつ高精度に駆動。さらに、手ブレ補正機能、フォーカスホールドボタン、フォーカスレンジリミッター、αレンズ初となるリボルビング対応の着脱式三脚座、防塵・防滴に配慮した設計などによりプロ・ハイアマチュアの撮影を快適にサポートします。

新開発の1.4倍、2倍のテレコンバーター(別売) にも対応している点も見逃せません。

動画用ズームレンズ

FE PZ 28-135mm F4 G OSS

FE PZ 28-135mm F4 G OSS(SELP28135G)

FE PZ 28-135mm F4 G OSSは4Kをはじめとする高画質一眼動画時代にふさわしい操作性と光学性能にこだわった、プロの要求に応える電動ズームレンズです。近年では一眼動画の需要が急速に高まり、また動画撮影に高いノウハウを持つソニーならではのレンズと言えるでしょう。

フォーカス中の画角変動(ブリージング)やズーム時の軸ズレを最小限に低減し、非球面レンズやマルチコーティングの採用により諸収差を抑制。また、αレンズとしては初めて、ズーム・フォーカス・絞りの3つの操作リングを搭載しています。

さらに、プロの動画撮影に求められる静音性にも配慮し、大口径レンズながらSSM(超音波モーター)を採用。俊敏かつ静粛なズーミングを可能にしています。機動力が求められる撮影現場に最適な小型軽量デザインと防塵防滴に配慮した設計に加え、光学式手ブレ補正機能も備えています。

FE PZ 28-135mm F4 G OSSはEマウントで一眼動画を本気で撮影したいという方におすすめのレンズです。

■Eマウントおすすめ単焦点レンズ


ソニーEマウントミラーレス機を単焦点レンズ主体で使うという方におすすめのラインアップはこちら

超広角単焦点レンズ

Batis 2.8:18

Batis 2.8/18

Batis 2.8/18は画質とダイナミックな画角を実現したフルサイズ対応Eマウントレンズとしては珍しい超広角レンズです。

遠近感を強調したクリエイティブな構図や、画面の隅々までクリアで均一な画像が得られるので、風景、天体、建築などの難しい被写体の撮影にも最適です。

高速で便利なオートフォーカスに加え防塵防滴構造も採用しており、ツァイスだからと言って「高画質だが不便なレンズ」ではなく、高い使い勝手も実現しています。

Batis 2.8/18に搭載された斬新な有機ELディスプレイからは、撮影距離と被写界深度を読み取ることができ、フォトグラファーの遊び心とクリエイティビティを刺激します。

広角単焦点レンズ

Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS

Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA(SEL35F14Z)

Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAはEマウントレンズでは初となる開放F値1.4の大口径35mmフルサイズ対応広角単焦点レンズです。35mmは風景撮影やスナップ撮影でも使いやすい画角で、単焦点一本で出かけたい、しかし画質には妥協したくないという方にぴったりのレンズとなっています。

ソニー独自の高度な成型技術を用いた高度非球面レンズ(AAレンズ advanced aspherical)1枚を含む非球面レンズ3枚を採用し、画面中心から周辺にいたるまで圧倒的な高解像を実現しています。

また、9枚羽根の円形絞りと開放F値1.4の明るさが作りだす大きく美しいぼけも魅力で、さらにフォーカス駆動にはフォーカスレンズを高精度に制御する「ダイレクトドライブSSM(DDSSM)」を採用、静粛性にも優れた「ダイレクトドライブSSM」と絞りリングの搭載により静止画だけでなく動画撮影時も活躍します。

もちろん屋外の厳しい環境下での使用も考慮し、防塵防滴にも配慮した設計です。

標準単焦点レンズ

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)

Planar T* FE 50mm F1.4 ZAはツァイスレンズならではの高コントラストと高解像を実現した、開放F値1.4の大口径単焦点レンズです。標準画角となる50mmということで、スナップ撮影は勿論のこと、ポートレート撮影にも寄ってよし引いて良しの汎用性の高い画角となっています。

高い面精度を誇る高度非球面AA(advanced aspherical)レンズ1枚を含む非球面レンズ2枚を用いた先進の光学設計により、像面湾曲や歪曲収差を低減、「プラナー」の名にふさわしい像面平坦性を実現しています。

なんと絞りバネは11枚羽根の円形絞りが作り出す美しく豊かなぼけ味を生かしたポートレート撮影など、多彩なシーンでワンランク上の作品作りを楽しめます。

フォーカス駆動にはリングドライブSSM(Super Sonic wave Motor)を採用。大口径の大きくて重いフォーカスレンズを高速・高精度に動かし、デジタル高解像度時代に求められる緻密なピント合わせを可能にしています。

さらに、クリックのON/OFF切り換えが可能な絞りリングや、AF/MFを変えられる「フォーカスモードスイッチ」を搭載。ゴミや水滴などの浸入を防ぐシーリングを施すなど、操作性や信頼性にも配慮した設計を行っています。

中望遠単焦点レンズ

FE 100mm F2.8 STF GM OSS

FE 85mm F1.4 GMはソニーの最先端技術を惜しみなく投入し、従来よりも高い設計基準で作られたG Masterとして、圧倒的な解像性能と、αレンズならではのぼけ味をさらに進化させたポートレートレンズです。

新開発の超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズにより、圧倒的な解像力と美しいぼけ味の両立を実現、ED(特殊低分散)ガラス3枚により、軸上色収差を大幅に軽減し鮮明な描写と着色の少ない美しいぼけ像を創り出しています。

コーティングにはソニー独自の技術であるナノARコーティングを採用。逆光などの厳しい条件下であっても、ゴーストやフレアを抑えたポートレート撮影が可能です。

FE 85mm F1.4 GMのフォーカス駆動には大きく重いフォーカスレンズを動かすためリングドライブSSMが採用されており、スムーズなフォーカシングを実現。さらに2つの位置検出センサーにより、高精度な制御を実現し高解像度時代のシビアなピント合わせに応えます。

さらに、絞りリングやAF/MFスイッチ、フォーカスホールドボタンの搭載、防塵防滴への配慮など、プロカメラマンの厳しいニーズにも安心してお使いいただける設計を施しています。

FE 100mm F2.8 STF GM OSSはソニーのG Masterの中でも、ワンランク上の美しいぼけ描写を実現した100mm中望遠単焦点STF(Smooth Trans Focus)レンズです。αマウントで伝説の銘玉となっているSTFレンズのEマウント版といえるレンズで、世界最高峰のボケ味を実現しています。

ポートレート撮影や花の撮影には最高のレンズですが、スナップ撮影にも対応できるよう使い勝手の面でも大きな進化を果たしている点も見逃せないポイントです。

FE 100mm F2.8 STF GM OSS用として開発されたアポダイゼーション(APD)光学エレメントに加え、口径食の発生を抑えるための設計や新規設計の11枚羽根の円形絞りを採用。息をのむような柔らかで独特なぼけ描写が、ピントのあった被写体を鮮明に際立たせ映像に自然な立体感をもたらします。

またコントラストAFと像面位相差AFの両方に対応し、ダイレクトドライブSSM(DDSSM)搭載による高速・高精度かつ静粛なAF性能で、静止画・動画を問わず撮影者が作品づくりに集中できるようサポートしています。

レンズ本体のリングを使ってマクロ域への切り換えが可能な「マクロ域切り換え機能」では、上質なぼけを生かしつつ、最短撮影距離0.57m、最大撮影倍率0.25倍の近接撮影が可能。

暗い場所での撮影や近接撮影時の手ブレは、レンズ内蔵の光学式手ブレ補正機構により効果的に補正します。フォーカスモードスイッチやフォーカスホールドボタン、絞りリングなど、高い操作性を備えているほか、屋外でも安心して撮影できる防塵・防滴に配慮した設計を施しています。

マクロレンズ

FE 90mm F2.8 Macro G OSS

FE 90mm F2.8 Macro G OSS(SEL90M28G)

FE 90mm F2.8 Macro G OSSは光学式手ブレ補正機能の搭載により、手持ちで高精度な等倍撮影ができるEマウントレンズ初の中望遠マクロレンズです。球面収差などの諸収差をバランスよく補正し、Gレンズならではの柔らかく美しいぼけ味を実現しています。

単なるマクロレンズというだけでなく、FE 90mm F2.8 Macro G OSSはそのピント面の素晴らしいシャープネスが高く評価されています。

遠距離から至近距離までピントが合った被写体を鮮明に描写するために、フォーカス方式には撮影距離による収差変動を抑制するフローティング機構を採用しています。

ナノARコーティングやスーパーED(特殊低分散)ガラスなど、ソニーの先進技術も惜しみなく投入しています。2つのフォーカスレンズ群の駆動には、停止位置精度と静粛性に優れた「ダイレクトドライブSSM(DDSSM)」を採用。静止画、動画を問わずシビアなピント合わせに応えます。

さらに、フォーカスリングを前後にスライドさせるだけで、AF/MFを素早く切り替えられる「リングスライドスイッチ」や全長固定でレンズの繰り出しのない「インターナルフォーカシング」、フォーカスロックを迅速に行える「フォーカスホールドボタン」など、マクロ撮影に求められる操作性を備えています。また、防塵防滴に配慮した設計も施しています。

画像:Amazon,SONY,価格.com

Reported by 正隆