皆さんこんにちは。
以前レンズのMTF曲線図の表記には、
- MTF曲線図の表記には幾何光学的MTFと波動光学的MTFがある
- 表記が異なると性能の見え方が変わってしまう
- 幾何光学的MTF表記か波動光学的MTF表記かはメーカーで異なる
ということをこちらの記事で書かせて頂きました。
ただこれら3つ全てを知っている人はかなり稀で、カメラ開発者やフォトグラファーでも知らない人はざらにいるため、一般のカメラファンで3つとも知っているのは現状では相当詳しい一握りのかただけでしょう。
そのために比較できない異なるメーカーのMTF曲線図を比較してしまうわけです(同じ表記方法であっても異なるメーカーのMTF曲線を比較することはおすすめしませんが)。
この異なるMTF曲線の表記の混在が認知されていないことは、カメラ業界にかなり悪影響を及ぼしていると思います。
今回は以下のメーカーに、幾何光学的MTFと波動光学的MTFのどちらでサイトやカタログに表記しているかを以下のメーカー(既に併記されているシグマとリコー以外)に問い合わせてみました。
- キヤノン
- ニコン
- ソニー
- 富士フイルム
- オリンパス
- パナソニック
- リコー:併記確認済み
- ライカ
- コシナ
- タムロン
- シグマ:併記確認済み
トキナーにも問い合わせましたが、1週間経っても回答が得られなかったため残念ながら非掲載とします。
果たして皆さんは、どのメーカーが幾何光学的MTFでどのメーカーが波動光学的MTFだと思いますか?
目次
- 幾何光学的MTFと波動光学的MTFではどの程度表記に差が出るのか?
- 同じレンズでの幾何光学的MTFと波動光学的MTFの表記の差
- 各メーカーの表記はどちらなのか?
- 各メーカーの表記の問い合わせ結果
- 全体を見ての印象
- 各メーカーからの返信メール
- 返信メール一覧
というわけで今回は各メーカーのMTF曲線図の表記の違いのお話です。
■幾何光学的MTFと波動光学的MTFではどの程度表記に差が出るのか?
同じレンズでの幾何光学的MTFと波動光学的MTFの表記の差
この項目は、以前書いた、
違うメーカーのレンズをMTF曲線で比較してはダメ!幾何光学的MTFと波動光学的MTFの表記混在問題
と同じ内容ですので、そちらを既に読まれた方は、次の「各メーカーの表記はどちらなのか?」に進んでください。
では各メーカーの表記を見る前に、MTF曲線図の表記が「幾何光学的MTF」と「波動光学的MTF」で違った場合、どのくらいMTF曲線図に影響を及ぼすのかということを知るために、シグマが同じレンズで両方のMTF表記を掲載してくれているので、以前も使ったその図で違いを比較してみましょう。
例えば下のMTF曲線図は、シグマの500mm F4 DG OS HSM | Sportsの「幾何光学的MTF」と「波動光学的MTF」です。
幾何光学的MTF(500mm F4 DG OS HSM | Sports)
波動光学的MTF(500mm F4 DG OS HSM | Sports)
当然2つのMTF曲線図は同じレンズ(500mm F4 DG OS HSM | Sports)のものですが、同じレンズであってもこれだけの違いが出ます。
幾何光学的MTFの方は一部の人たちが「MTF直線」と呼んでいるような、10本線と30本線が図の上辺に張り付いている状態になっています。
対して波動光学的MTFではコントラストが1.0より下がった位置から始まって、像高が上がるにつれ緩やかな曲線を描いて落ちていることがわかると思います。
このように優秀なレンズであっても、波動光学的MTFではコントラストが1.0から始まるということはありません。
コントラスト1.0というのは回折現象が全く発生していないということですから、理論値でしかありえないからです(レンズは絞り開放時でも回折現象が発生します)。
このことから、いわゆる「MTF直線」と称賛されているようなものは、幾何光学的MTFの表記でなければ起こらないということが分かるかと思います。
またこういった幾何光学的MTFと波動光学的MTFの表記による差は、F値が大きいレンズほどより顕著に出やすい傾向にあります。
500mm F4 DG OS HSM | Sportsを比較のために選んだのは、大口径超望遠レンズというのは、光学性能が高くかつF値が大きいレンズが多いのと、MTF曲線が比較的シンプルな形状で、幾何光学的MTF表記と波動光学的MTF表記の差が図で分かりやすいためです。
広角ズームレンズなどではMTF曲線図の形のそものが複雑になり、ワイド端とテレ端があるため、ぱっと見では比較しにくいのですが、いずれにせよ同じレンズであれば波動光学的MTFで表記されたレンズの方が性能が低く表記されてしまうことに変わりはありません。
このあたりを詳しく説明していると凄く長くなるのでやめますが、とにかく「同じレンズでも幾何光学的MTFよりも波動光学的MTFの方がMTFの数値が低く出る」ということをだけ覚えておいてください。
よく写真用レンズでF値、シネマ用レンズでT値の表記が使われることがありますが、「表記によって同じレンズでも違う性能に見える」という意味でいうと、この幾何光学的MTFと波動光学的MTFというのも、
- 幾何光学的MTF→F値
- 波動光学的MTF→T値
の関係に近いイメージにと言えるのかもしれません。
しかしこれがもし異なるメーカーから出ているレンズで、「幾何光学的MTF」とか「波動光学的MTF」といった記載がなければ、普通の人は先ほどの上の図の幾何光学的MTFで表記されたレンズの方が「写りが良いレンズ」と錯覚してしまいますよね?
言い方を変えれば、実写性能に近い波動光学的MTFで表記すると幾何光学的MTFで表記されているレンズよりも性能を低く見積もられてしまうわけです。
そのため、各メーカーが幾何光学的MTF表記なのか波動光学的MTF表記なのかを分からない状態で、異なるメーカーのレンズをMTF曲線で性能を比較することは無意味というわけです。
より正確に言えば計測環境や条件が異なるため、例え同じ幾何光学的MTF、あるいは波動光学的MTFの表記であっても、異なるメーカーのレンズをMTF曲線図で比較することは好ましくありません。
ただこれらのことはカメラに精通していなければ知らないため、カメラファンの多くは「異なるメーカーであってもMTF曲線図は、○本/mm線以外は同じ基準で記載されている」と思っている人が多いように思います。
幾何光学的MTFにはそれはそれで意味があるのですが、実写に近い特性を表しているのは波動光学的MTFの方なので、より多くのメーカーがユーザー目線に近い波動光学的MTFでの表記、あるいは併記することが望ましいと思います。
■各メーカーの表記はどちらなのか?
各メーカーの表記の問い合わせ結果
では、各メーカーに問い合わせた結果を発表しましょう。
参考までに「問い合わせからどの程度の日数で回答が得られたか」についても併記しておきます。
回答日数は対応の良し悪しというよりは「カスタマーサービスと光学設計部門でどの程度連携が取れているかを推測するための参考」と考えていただければと思います。
というのも自社のMTF曲線の表記が幾何光学的MTFなのか波動光学的MTFなのかを即答できるカスタマーサービスの方は、現状ではほとんどいないと思います。
そのため最終的には光学設計部門に問い合わせることになると思いますが、ユーザーサポートをカスタマーサービスに丸投げにしていると、その分回答に日数がかかるというわけです。
幾何光学的MTF表記のメーカーと波動光学的MTF表記のメーカー
下の表は画像にしてありますので内容を書き換えたりしなければご自由にお使い頂いて構いません。
以上のような結果となりました。難しい質問にも関わらず誠実に対応して頂いた各社のカスタマーサービスの方には心より感謝いたします。
では各メーカーの結果やレスポンスについて簡単に触れていきましょう。
キヤノン:波動光学的MTF:2日後回答
キヤノンが波動光学的MTF表記であることは事前に知っていたため、再度の確認となりました。実写特性に近い波動光学的MTFを表記しているのはキヤノンの良心とも言えるでしょう。
実はキヤノンは幾何光学的MTFの表記から波動光学的MTF表記に一斉に改めたという過去があります。わざわざ性能が低く見える波動光学的MTFの表記に改めるというのは、ある意味でキヤノンらしくないような気もしますが凄いことだと思います。
波動光学的MTF表記であるため、キヤノンのレンズは実写で非常に評価が高いレンズであっても、いわゆる「MTF直線」と呼ばれるような図の上辺にMTF曲線が張り付いたようなレンズにはなりません。しかしそれは他社と比較してレンズ性能が劣るということではないということがお分かり頂けたかと思います。
また回答までもスムーズでした。
ニコン的MTF:幾何光学的MTF:2日後回答
ニコンの表記は幾何光学的MTFとのことでした。これは私の予想が当たっていました。キヤノンやニコンのように高価な大口径超望遠レンズを出しているメーカーだと、どちらで表記されているか判別しやすいと思います。
私はニコンのような「実直さが売りのメーカー」は波動光学的MTFで表記した方が良いと思います。
ニコンの場合はユーザーに性能を良く見せようというより、幾何光学的MTFで表記を始めたものを途中から変更するのはおかしいという頑固さからきている気もします。未だに「マイクロニッコール」な会社ですから。
ただ他の部分では他社よりもシビアな基準を設けて控えめなスペック表記となっていることが多いニコンであれば、やはり多くの人が波動光学的MTFでの表記の方がニコンには似合うと思われるのではないでしょうか。
回答まではスムーズで不満に感じることも全くありませんでした。流石です。ニコンのカスタマーサービスや修理対応(全てが解決するわけではないですが)は誠実で不満を感じたこともありません。
ソニー:幾何光学的MTF:2日後回答
ソニーが幾何光学的MTFの表記であることは知っていましたが、改めてカスタマーサービスに再確認させて頂きました。
ソニーは何と言っても「カタログスペックが売りのメーカー」ですから、これはこれでイメージ通りとも言えるのではないでしょうか。逆にソニーが波動光学的MTFの表記だったらかなり驚いたと思います。
カスタマーサービスからの回答はスムーズで全く不満はありませんでした。また「お調べるのに多少時間がかかる内容であるため、お待たせして申し訳ありません」という趣旨のメールを先に送ってくれるといった親切さもあり、良い対応をして頂いたと思います。
そのあたりは流石に鍛えられた大手のカスタマーサービスだと感じました。
富士フイルム:幾何光学的MTF:2日後回答
富士フイルムは幾何光学的MTFでした。
富士フイルムは特にGマウントレンズなどで「レンズ性能が弱い」という話が聞かれますが、実写を見る限り、レンズ性能が悪いのではなく数値化しにくい「心地よい写り」を目指した設計なのかなと思います(心地よいと感じるかは人それぞれですが)。私はああいう写りは嫌いじゃないです。
そのため現代的な「解像バッチリ、収差なし!」といったノリのレンズではないですし、そもそも富士フイルムはMTF曲線のような評価をあまり重視していないのかもしれません。目指している写りが他社と少し違うように感じます。
また問い合わせへの対応はスムーズでした。
オリンパス:波動光学的MTF:4日後回答
オリンパスは波動光学的MTFの表記で、これは予想を外してしまいました。
MTF曲線図が掲載されているレンズ(全てのレンズではありませんが「製品特徴」のところにMTF曲線図が掲載されています)をよく見てみると確かに波動光学的MTFのようです。
ちょっとオリンパスという企業に対する先入観が私の目を曇らせてしまっていたようです。
回答までに要した日数は4日間と他のメーカーと比較すると長めとなっていますが、対応も丁寧で、他のメーカーが思いの外早かっただけで、この質問内容であればこのくらいの日数がかかるのは仕方がない部分もあるのかなと個人的には思います。
ただこの日数を見るに少なくともカスタマーサービスから光学設計部門に直通で問い合わせられるようにはなっていないでしょうから、電話で問い合わせたい内容がある場合などでカスタマーサービスでは分からないような場合だと少しストレスに感じるかもしれません。
オリンパスにはそうした「自社のカスタマーサービスに対する」サポートを厚くしてあげて欲しいなとは思いました。
パナソニック:幾何光学的MTF:2日後回答
パナソニックは幾何光学的MTFでした。
これは予想通りで、いわゆる「MTF直線」と呼ばれるような天井張り付きのレンズがあるため、幾何光学的MTFでの表記だろうと思っていました。
カメラメーカーやレンズメーカーは幾何光学的MTFで表記しているところと波動光学的MTFで表記しているところが混在していますが、ソニーやパナソニックには「波動光学的MTFで表記するべき」という発想自体がそもそも(無いとは言いませんが)薄いのかもしれません。
ただ、せめて波動光学的MTFも併記して欲しいところではあります。
問い合わせ内容に返信があったのは2日後の夜ということで、全体の中では遅めだったのですが、個人的にはこの質問内容に2日で回答が得られれば十分迅速な対応をして頂いたと感じています。
ライカ:波動光学的MTF:1日後回答
ライカでは波動光学的MTFとほぼ同じ「回折MTF」という回折現象を考慮した表記となっているそうです。やはりライカは全てにおいて実写性能に重きを置いているのだなと感心させられます。
スペックを自慢するライカなんて嫌でしょう?
またドイツ本社の光学設計部門にまで問い合わせて調べて頂けたことも、大変感謝しております。
しかもドイツまで問い合わせたにも関わらず、ライカのサポートはわずか1日をお待たせすることを事前にお詫びするメールを問い合わせ当日に送ってきています。
ライカは「性能の割に高価なだけのメーカー」と揶揄されることもありますが、それが間違いであり、その常軌を逸した精緻な作り込みと非常に上質な写り、そしてサポートに至るまで、一流のブランドであることを今回の対応で証明したのではないでしょうか。
今回の調査(そんな大それたものでも無いですが)で、最も「良い意味で」対応に驚かされたのがライカでした。脱帽です。
コシナ:幾何光学的MTF:当日回答
結果は幾何光学的MTFでの表記とのことでした。個人的には波動光学的MTFかと期待していたのですが違っていたようです。
ただ、コシナツァイスのレンズは素晴らしいレンズが沢山あるという点は表記がどうあれ揺るぎないことだと思います。私も好きですし。本当はコシナツァイスとかでゆっくりMFで撮影したいのですが、仕事での利便性を考えるとどうしても優先順位がAFレンズになってしまうのが残念です。
また最も迅速に回答して頂いたのがコシナでした。問い合わせたのが深夜だったのですが、その日の朝9時過ぎ、つまり会社が開いてすぐに回答を頂きました。
大企業が多いカメラメーカーの中にあってコシナは光学機器専業メーカーであるとは言え、さすがに即答してくるとは思っていなかったため、その知識レベルの高さに非常に驚かされました。
タムロン:幾何光学的MTF:当日回答
タムロンは幾何光学的MTF表記でした。出来れば写真用レンズに関しては波動光学的MTFを併記はして欲しいとは思います。
回答も当日の昼には返ってきており、コシナ に次ぐ2番目の早さとなっています。流石サービスのタムロンです。これだけ迅速に回答が得られるということは、タムロンのカスタマーサービスと光学設計部門の距離が近い(もちろん物理的な距離ではないですよ)ということでしょうから、タムロンという会社の良心というか、企業体質が垣間見られるように思います。
私もタムロンのマクロレンズを持っていますが、かなり長い間使っているのに未だにヘタらないですし、不具合もありません。なんだかんだでタムロン製品は良いと思います。
全体を見ての印象
メーカーとしては幾何光学的MTFで表記した方がレンズ性能を高く見せられるということもあり、「幾何光学的MTF表記のメーカーの方が多いだろう」ということは予想できていましたが、その点に関しては予想通りの結果となりました。
ただし、
- 波動光学的MTF表記:3社
- 波動光学的MTF・幾何光学的MTF併記:2社
- 幾何光学的MTF表記:6社
という結果であり、意外と波動光学的MTFを表記しているメーカーも多いことが分かります。
幾何光学的MTFしか記載していないメーカーも、今後はシグマやリコーのように、せめて波動光学的MTFを併記してくれることを期待しています。
このレベルの話になると知らないのが普通なので、幾らなんでも「ユーザーのリテラシーの問題」とは言えないと思います。
最初の方で「自社のレンズのMTF曲線図が幾何光学的MTFと波動光学的MTFのどちらで表記されているのかを即答できるカスタマーサービスの人はほとんどいないはず」と言ったように、実際自社の表記ですら即答できたのはコシナのみでした。
それを考えると「ユーザーが勝手に同じ基準の表記と勘違いしているだけ」と言えるようなものではないので、メーカーとして不誠実で、せめて「※○○光学的MTFで表記しています」という注釈くらいは入れるべきではないかと思います。
■各メーカーからの返信メール
返信メール一覧
問い合わせたことの証拠として、各メーカーからの最終の回答メールの内容をコピペしておきます。
ただし対応して頂いた方の個人名は○○と伏せさせていただきます。また一応問い合わせ番号も伏字としています。
加えて私の名前の正隆の「﨑」の字がいわゆる「立つ﨑」であるためメールが文字化けしている箇所があったため、その部分は「﨑」に修正してあります。
お忙しい中、対応して頂いた全てのメーカーの方に心より感謝申し上げます。
キヤノン(波動光学的MTF表記)からのメール
日頃より弊社製品をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。キヤノンお客様相談センター、メール担当の○○と申します。
ご連絡までに長らくお時間を頂戴し、誠に申し訳ございません。
お問い合せ内容を拝見しました。
現在、弊社ホームページに掲載されているMTF特性図は、
波動光学的MTFで記載しております。
以上、簡単ではございますがご案内とさせていただきます。
また何かご不明点がございましたら、お気軽にお問い合せ
いただければ幸いでございます。
今後とも弊社キヤノンを、何卒よろしくお願い申し上げます。
ニコン(幾何光学的MTF表記)からのメール
ニコンイメージングをご利用くださいましてありがとうございます
[お問い合わせ] と [回答] の内容につきまして、
追加のお問い合わせ等ございましたら、
【返信時のご注意】
お問い合わせ番号:○○○○○○○○へのご回答です。
******************************
この度は、当窓口にお問い合わせいただき、
お問い合わせいただいた件について、ご回答いたします。
特にことわり書きがない限り、
MTF曲線は、「幾何光学的MTF」となります。
以上、ご回答申し上げます。
今後ともニコン製品をご愛顧いただきますようお願い申し上げます
ソニー(幾何光学的MTF表記)からのメール
正隆様
ソニー アルファ相談窓口 メール担当:○○と申します。
弊社レンズの購入を検討くださり
まことにありがとうございます。
お問合せをいただいたなか
返信が遅くなり、申し訳ございません。
お問合せのMTF曲線図の件について、ご案内いたします。
→関連部門に確認し、幾何光学的MTFでの
表記と確認いたしました。
上記のご案内が、ご検討中の製品の
検討材料となりますと幸いです。
今後も、弊社および製品に関して、ご質問がございましたら
ご遠慮なくお問合せいただければと存じます。
今後とも、ソニー製品をよろしくお願い申し上げます。
富士フイルム(幾何光学的MTF表記)からのメール
富士フイルムデジタルカメラサポートセンターの○○と申します。
このたびはお問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。
ご相談いただいております、
公式ホームページやレンズカタログに記載されているMTF曲線図
「幾何光学的MTF」でございます。
上記となりますので、よろしくお願いいたします。
このほかご不明な点がございましたら、
今後とも富士フイルム製品をよろしくお願いいたします。
オリンパス(波動光学的MTF表記)からのメール
正隆 正隆 様
OM デジタルソリューションズ
カスタマーサポートセンター担当 ○○と申します。
このたびは、確認のためにお時間をいただきまして、
ありがとうございました。
ご質問くださいましたMTF曲線について確認いたしました。
弊社ホームページやレンズカタログで掲載しているMTF曲線は、
波動光学的に計算した値でございます。
このたびのご案内は以上でございます。
些細に感じられることでも、
ご不明な点がございましたら、お気軽に問い合わせくださいませ。
できる限りのサポートをさせていただきますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
パナソニック(幾何光学的MTF表記)からのメール
やまさき 様
パナソニックお客様ご相談センターの○○と申します。
平素は弊社商品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。
また、このたびはレンズに関してお問い合わせを賜り、
重ねて御礼申し上げます。
お問い合わせの内容につきまして、関連部門に確認しましたので
下記のとおりご回答申し上げます。
弊社ホームページ、レンズカタログに記載のMTF曲線は、
「幾何光学的MTF」となります。
簡単ではございますが、お問い合わせのご回答とさせていただきま
その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださ
今後とも弊社商品をご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
ライカ(波動光学的MTF表記)からのメール
平素はライカ製品をお引き立て賜り誠にありがとうございます。
ライカでは「回折MTF (Diffraction MTF)」の方式を用いており、その内容につきましては「波動光学的MTF」とほぼ同じものであると本社光学設計部より回答がございました。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
コシナ(幾何光学的MTF表記)
株式会社 コシナ カスタマーサービス室の○○と申します。
お問い合わせフォームをご利用いただきありがとうございます。
弊社が公表しておりますMTF曲線図は「幾何光学的MTF」にな
ご参考にしていただければ幸いです。
タムロン(幾何光学的MTF表記)からのメール
件名とメール本文の最後にある[ref: *****]は、お客様のお問い合わせに
対応するための重要な番号です。
ご返信の際は変更・削除しないようにお願い致します。
正隆 正隆 様
お問合せいただきまして、誠にありがとうございます。
弊社のホームページで公開しているMTFは、幾何学的MTFです
レンズを検討されるご参考にしていただけましたら幸いでございま
Reported by 正隆