CP+はイベントとしてもう終わっている。

CP+ 2022 開催中止

皆さんこんにちは。

CP+ 2022は今年もリアル開催が直前に中止になりました。

当初主催者であるCIPA(一般社団法人カメラ映像機器工業会)は、「ワクチン接種証明」だの「PCR検査の陰性証明」だの言っていたわけですが、結局3年連続のリアル開催中止となりました。

根本の原因はコロナではなくCIPAの気概のなさにあるため、コロナがどう変異しようが関係ありません。本心は「少しでも批判されるリスクがあるなら中止したい」というだけでしょう。

目次
  • CP+廃止はもう既定路線なのだと考える

と言うわけで今回は、CP+はもう今後もリアル開催は難しくフェードアウトしていくだろうというお話です。

■CP+廃止はもう既定路線なのだと考える


カメラ自体がもうカメラショーに合わせて発表されるとかそういったものではなくなっていますから、出展するメーカーとしても大手カメラメーカーはもうCP+に価値を感じていないのでしょう。

そして我々見る側も、カメラの情報は新機種のリークから実機のレビューまで発売前にWebサイトやYouTubeで見れてしまうため、CP+で新製品の情報を初めて知るとか、自分で触って確かめるという感じではなくなってきています。

つまり、

  1. 主催者CIPA→批判されるリスクがあるなら開催したくない
  2. 出展メーカー→出展することに費用対効果の面から価値を見出せない
  3. 来場者→どんな機種かスペックからレビューまでCP+より前から知っているので会場に足を運ぶ意味がない

といったことから、実利的な部分は主催者・出展メーカー・来場者の3者ともにとても希薄になってしまっています。

そしてその先にあるのは当然、

もうオンライン開催すら必要なく、各社が好きなタイミングで製品発表をオンラインで行えば良いのでCP+自体不要ではないか?

という流れになり、CP+は廃止の方向へと進んでいくと思います。

ちなみに2021年夏に頑張ってリアル開催したPHOTONEXTの方は主催者もCIPAよりガッツがあり、中身もプロ向けということもあって面白いのですが、来場者数における規模はCP+の約1/10ですから、そちらも今年の夏以降もリアル開催を維持できるかは不透明です。

ただこれらのイベントには宣伝効果というだけでなく、カメラや写真文化としての側面もあったので、損得勘定を抜きにして規模を縮小してでもリアル開催を続けるべきだったとは思います。

CP+はカメラ業界のお祭りのようなものだったのですから。

Reported by 平原正隆