バリアングルモニターとチルトモニター、今の主流はどっち?

皆さんこんにちは。

長い間続いているバリアングルモニターvsチルトモニター論争ですが、現時点ではどちらの機種が多いのでしょうか?

そこで今回は各社の今後の主力マウントとなるであろう、

  • キヤノン(RFマウント)
  • ニコン(Zマウント)
  • ソニー(Eマウント)
  • 富士フイルム(Xマウント)
  • パナソニック(Lマウント)
  • オリンパス(マイクロフォーサーズマウント)
  • リコー(Kマウント)

これらの全ての現行機種を対象に、バリアングルモニターとチルトモニターのどちらの機種が多いのか比較してみました。

■バリアングルモニターvsチルトモニター、より採用されているのは?


カウント対象となるマウント

先に申し上げたように、カウントするのは各社の今後の主力マントであろう、

  • キヤノン(RFマウント)
  • ニコン(Zマウント)
  • ソニー(Eマウント)
  • 富士フイルム(Xマウント)
  • パナソニック(Lマウント)
  • オリンパス(マイクロフォーサーズマウント)
  • リコー(Kマウント)

のみを対象としているので、キヤノンEFやニコンFマウント、パナソニックのマイクロフォーサーズマウントは対象外としています。

チルトモニターは2軸・3軸・4軸全て対象

カウントの方法としては、

  • チルトモニターは2軸・3軸・4軸のすべての種類のチルトモニターが対象
  • バリアングルモニター+チルトモニターといった特殊なものは両対応としてカウント
  • チルトモニターで180°チルトのような自撮り対応のものはチルトモニターとしてカウント

としています。

バリアングルモニターとチルトモニターの比較

バリアングルモニター赤色チルトモニター青色両対応モニター緑色
Canon Nikon SONY FUJIFILM Panasonic OLYMPUS RICOH
EOS R3 Z 9 α1 X-H1 DC-S1R E-M1X K-1 Mark II
EOS R5 Z 7II α9 II X-Pro3 DC-S1 E-M1 Mark III K-70
EOS R6 Z 7 α7R IV X-T4 DC-S5 E-M5 Mark III
EOS R Z 6II α7S III X-T3 DC-S1H E-M10 Mark IV
EOS RP Z 6 α7R III X-S10 E-P7
Z 5 α7 IV X-T30II E-PL10
Z fc α7 III X-T30
Z 50 α7C X-T20
α6600 X-T200
α6400 X-T100
ZV-E10 X-E4
α6100 X-A7
X-A5

以上のようになります。、

  • バリアングルモニター:18機種(両対応機含む)
  • チルトモニター:33機種(両対応機含む)

となっており、チルトモニターを採用している機種の方が多いという結果となりました。

調べてみての印象としては、

  • キヤノン→バリアングルモニターを明らかに重視している
  • ニコン→チルトモニターをメインとしつつ自撮り需要が重視される機種はバリアングルモニターか自撮り対応のチルトモニターを採用
  • ソニー→新しい機種はバリアングルモニターに移行している
  • 富士フイルム→機種のコンセプトに応じて作り分けている
  • パナソニック→静止画重視モデルはチルトモニターで動画重視モデルのみバリアングルモニター
  • オリンパス→上級機はバリアングルモニターでミドルクラス以下は自撮り対応のチルトモニターを採用
  • リコー→チルトモニターをメインとしつつ入門機のみ自撮り対応のためにバリアングルモニターを採用

となっており、入門機〜中級機までの自撮り需要も考慮しなければならないモデルでは、自撮り対応チルトモニターも多く見かけられました。

どちらの可動方式にもメリットがあるため、メーカーとしてはどちらを採用するかは当面は機種ごとに考えていくことになると思いますが、

  • エントリーモデルから中級機に関しては自撮り需要
  • 中級機から上級機に関しては本格的な動画対応

といった目的のため、ソニーが新機種から順にバリアングルモニターに移行しているように、今後はバリアングルモニター機が増えていくことになるでしょう。

Reported by 平原正隆