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年間カメラメーカーシェア発表!BCN 2020

BCN AWARDは、全国の量販店の実売POSデータを日次で収集・集計した「BCNランキング」に基づき、 カメラやレンズ製品などの年間(2019年1月1日-2019年12月31日)販売台数1位のトップベンダーの功績を讃える、非常に知名度のあるマーケティング会社の賞です。

目次
  • デジタル一眼レフ部門
  • ミラーレス部門
  • コンパクトデジタルカメラ部門
  • 交換レンズ部門
  • ビデオカメラ部門
  • アクションカム部門
  • 三脚・一脚部門
  • カメラバッグ部門
  • インクジェットプリンタ部門

今回は2019年最も売れたメーカーはどこなのか?そのシェアが遂に明かされます! 続きを読む 年間カメラメーカーシェア発表!BCN 2020

時代を生きた者にしか語れない、この10年のカメラ業界史

ミラーレスカメラ

皆さんこんにちは。

令和元年ということもあり、今回はリアルその時代を生きた者にしか語れない視点から、この10年間のカメラメーカーの潮流をまとめてみます。

[目次]

  • 2009年頃 〜ミラーレスの始まり〜
    • 2009年頃を代表するカメラ
    • 2009年頃のカメラ業界の潮流
      • ミラーレスの始まりは静かに
      • 判断を間違えたリコーのユニット交換式
  • 2010年頃 〜将来性を感じさせるEマウントの登場〜
    • 2010年頃を代表するカメラ
    • 2010年頃のカメラ業界の潮流
      • 未来を見据えたEマウントの誕生
      • マイクロフォーサーズシステムに漂う暗雲
      • 当時の各社カメラメーカー担当者との思い出
      • 後発ゆえに正しい道を選べたソニー
      • Aマウントの終焉を認める結果になったトランスルーセントミラー・テクノロジー
  • 2011年頃 〜荒れ狂うカメラ女子ブーム〜
    • 2011年頃を代表するカメラ
    • 2011年頃のカメラ業界の潮流
      • 一眼レフへの未練を捨てきれなかったニコンとペンタックス
      • 吹き荒れるカメラ女子ブームと翻弄されたメーカーたち
      • 最初から地獄だったPENTAX Qとビッグチャンスを逃したNikon 1
  • 2012年頃 〜機械計測という新しい評価基準〜
    • 2012年頃を代表するカメラ
    • 2012年頃のカメラ業界の潮流
      • カメラ女子ブームからカメラ男子ブームへ
      • DxOに代表されるレビューサイトの一般化
      • レンズ開発の実例にみる性能数値化の危険性
      • カメラの評価に対する思想が求められる時代に
  • 2013年頃 〜遂に登場したフルサイズミラーレス〜
    • 2012年頃を代表するカメラ
    • 2013年頃のカメラ業界の潮流
      • フルサイズミラーレスの始まり
      • DfとFマウントのニコンにとっての功罪
      • その他のミラーレスメーカーの苦しみ
      • レンズ交換式カメラが売れた最後の年
  • 2014年頃 〜レンズ交換式カメラまでもがスマホの餌食に〜
    • 2014年頃を代表するカメラ
    • 2014年頃のカメラ業界の潮流
      • 徹底改善されハイアマのフルサイズミラーレス移行を予感させたα7 II
      • ユーチューバーを主体に自撮り動画需要に嵌ったLUMIX GH4のコンセプト
  • 2015年頃 〜加速するソニーの技術力〜
    • 2015年頃を代表するカメラ
    • 2015年頃のカメラ業界の潮流
      • ソニーの技術力を見せつけたα7R II
      • ひっそりと動画用途でプロに広がり始めたα7R II
  • 2016年頃 〜打つ手がなくなったオリンパスの凋落〜
    • 2016年頃を代表するカメラ
    • 2016年頃のカメラ業界の潮流
      • オリンピックイヤーを飾った一眼レフの高級機達
      • かつての大成功に足を引っ張られたオリンパス
  • 2017年頃 〜一眼レフの到達点とミラーレスへの転換点〜
    • 2017年頃を代表するカメラ
    • 2017年頃のカメラ業界の潮流
      • ハイクオリティを実現したD850とそれゆえに見え始めた一眼レフの到達点
      • 報道用プロ機の市場に進出し攻勢を仕掛けたソニー ブルーオーシャンへ船出した富士フイルム
  • 2018年頃 〜ついに登場したZとRF〜
    • 2018年頃を代表するカメラ
    • 2018年頃のカメラ業界の潮流
      • 待望のニコン・キヤノンのフルサイズミラーレスの登場とその評価
      • 悩ましいマウント径とフランジバック長の選択
      • 新マウント採用を決断したキヤノン
  • 2019年頃 〜ソニーの失速とタイタニックと化したカメラ業界〜
    • 2019年頃を代表するカメラ
    • 2019年頃のカメラ業界の潮流
      • ここ数年業界をリードしてきたソニーの停滞
      • 止まらないカメラ業界の衰退
      • パナソニックもフルサイズミラーラレスに参戦
  • 2020年以降 〜写真文化とカメラの変遷〜
    • カメラ業界を救う術は…もうない。
    • それでも写真文化は無くならない

というわけで今回は、2009-2019年までの10年間のカメラ業界の潮流をお話しします。 続きを読む 時代を生きた者にしか語れない、この10年のカメラ業界史

なぜα9 IIはプロフォトグラファーに選ばれないのか?

皆さんこんにちは。

遂にソニーEマウントのフラッグシップ機であるα9 IIが発表されました。

しかしこの手の機種にあって当たり前の通信関係のアップデート以外は、α9同様相変わらずソニーはプロフォトグラファーのニーズを全く理解しておらず、これでは、

  • アマチュアフォトグラファーにとってはインパクトのない期待外れのモデル
  • プロフォトグラファーにとっては相変わらず仕事で使えないアマチュア向けモデル

となってしまっています。

そのため、α9 IIは、実際には撮影料で生活していない「カメラ系ユーチューバー」や「ライター系カメラマン」がレビュー目的で使うのが精々で、オリンピックやワールドカップを撮影するような、(撮影料で収入を得るという意味での)本物のプロフォトグラファー(※ユーチューバーやライターカメラマンが職業としてダメと言っているのではありません)たちに、α9 IIが実際にオリンピックで広く使われるようなことはないでしょう。

目次
  • 画素数やグローバルシャッター非搭載の問題ではない
    • 画素数もグローバルシャッター非搭載も関係ない
  • α9 IIのなにがダメなのか?
    • 原因1.まず単純にボディが小さすぎる
      • リアルなスポーツフォトグラファーたち
    • 原因2.物理操作系が貧弱
    • 原因3.分離型にしたことによる、剛性・防滴性・放熱性の犠牲
    • 原因4.電源の問題
  • プロ機の哲学とは?
    • プロ機とはどうあるべきなのか?
  • だがαの本当の問題は…
    • 必要なのはスペックより実用性を追求する真摯さと、広告戦略よりニーズを汲み取る誠実さ
    • α9 IIの失敗は単なるソニーの技術力の停滞か?それとも…

α9 IIはなぜプロアマ両面からガッカリされてしまったのか?今回はその原因について考えてみたいと思います。 続きを読む なぜα9 IIはプロフォトグラファーに選ばれないのか?

乃木坂46の番組にてソニーα7 IIIをバナナマンが使用して撮影

乃木坂工事中

皆さんこんにちは。

乃木坂46のバライティ番組、「乃木坂工事中」にて、乃木坂46の神宮球場ライブの舞台裏をバナナマンが撮影するという企画が行われ、その撮影にソニーのα7 IIIが使用されました。

そこで今回は乃木坂工事中でソニーα7 IIIが使われたという話をご紹介します。 続きを読む 乃木坂46の番組にてソニーα7 IIIをバナナマンが使用して撮影

東京夜景空撮動画の名作をご紹介

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Photo by 正隆

皆さんこんにちは。今回は、東京空撮動画の名作をご紹介したいと思います。

世界最大の都市である東京都は、その夜景のスケールも世界トップクラス。その東京の夜景の魅力を余すことなく捉えた空撮夜景動画の傑作をいくつか今回ご紹介します。 続きを読む 東京夜景空撮動画の名作をご紹介

2019年上半期のカメラメーカーシェアが判明!

カメラシェアファンの皆さんこんにちは。

毎年恒例のBCNランキングですが、2019年上半期のシェア1位が発表されました。

そこで今回は、昨年のBCN AWARDのシェアとも比較しながら、2019年上半期のカメラ業界のシェア動向をご紹介させて頂きたいと思います。 続きを読む 2019年上半期のカメラメーカーシェアが判明!

レンズマウントの潜在能力を測る、バリューアングルという考え方

レンズマウント

バリューアングルな皆さんこんにちは。

富士フイルムがXシリーズののイベントにおいて、レンズマウントの潜在能力を表すバリューアングルなる考え方を提唱しています。

そこで今回はこのバリューアングルの意味と各マウントのバリューアングルの数値をご紹介したいと思います。 続きを読む レンズマウントの潜在能力を測る、バリューアングルという考え方

オリンピックに向けて!FE 600mm F4 GM OSS発表。ライバルとの比較は?

FE 600mm F4 GM OSS

ソニーがついにFE 600mm F4 GM OSS、いわゆるロクヨンを発表しました。

オリンピックなどの本格的なプロスポーツカメラマン市場を目指すのなら、現在そうしたオリンピックやワールドカップで最も使われている200-400mm/F4(x1.4テレコン内蔵)と、今回発表された600mm/F4は必須のレンズとなりますので、そのうちの1本がついにEマウントからも発売されたわけです。

そこで今回はこのFE 600mm F4 GM OSSの特徴と、競合レンズのスペックを比較していみたいと思います。 続きを読む オリンピックに向けて!FE 600mm F4 GM OSS発表。ライバルとの比較は?