カタログスペックに騙されない、カメラの良し悪しの見分け方

D5 XQD

カメラの良し悪しファンの皆さんこんにちは。

カメラの良し悪しを語る上で本当に大切なのは、数値に現れない部分です。

【目次】

  1. シャッターボタンの作り込み
    • 撮影者の感覚に寄り添うのがシャッターボタンの理想
    • シャッターボタンはぶつかって切れたりしないように作らなければならない
    • スイッチ方式による押し込みのし易さの違い
  2. ボディ底面の作り
    • ボディ底面にはカメラ作りの良し悪しが出る
    • カメラの底を見れば、作りの良し悪しが分かる
  3. ファインダーの見え味
    • 数値で表しきれないファインダーの評価
    • ファインダーを比較する際の注意点
  4. 操作レスポンス
    • シャッタースピードや絞り値の反応の良し悪しは撮影に重要な要素
    • 操作の快適性に影響するタッチパネルやメニューの応答性
  5. グリップの握り心地
    • 疲労感にも影響するグリップ
    • 中指部分は深く抉れていれば良いとは限らない
    • 左手の手のひらへの当たりも気にして確認する
  6. ピントリング・ズームリングの感触
    1. レンズの良し悪しは写りの良し悪しだけではない
    2. 適切なトルク感と安定した動きであることが重要
  7. 数字で語れない部分にこそカメラ作りの深遠がある
    • カメラは人間の感覚と切り離せない

そこで今回は、店舗などでカメラを選ぶ際に、実際にどこに注目して実機を見ていけばいいのか?という点について幾つかのポイントをお話ししたいと思います。

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ダブルスロット必須か?ダブルスロットの機能と役割を考える。

EOS-1D X Mark II

カードスロットファンの皆さんこんにちは。

デジタルカメラには主に、「ダブルカードスロット」又は「デュアルカードスロット」(※以下「ダブルスロット」と表記)と呼ばれる記録メディアを2枚挿し出来る機種と、シングルスロットと呼ばれる記録メディアを1枚のみ入れられる機種があります。

【目次】

  • ダブルスロットの機能
    • ダブルスロットが対応する機能
  • プロカメラマンにバックアップのためのダブルスロットは必要か?
    • プロカメラマンに必須と言われる同時記録を改めて疑ってみる
    • 本当にダブルスロットによる同時記録機能は必須なのか?
    • 仕事の上での同時記録の実用的なメリット
  • 写真愛好家にとってのダブルスロットの利便性
    • ダブルスロットの利点
  • ダブルスロットは必須なのか?
    • プロカメラマンにダブルスロットは必須か?
    • 趣味の撮影にダブルスロットは必要か?

そこで今回は、ダブルスロットの機能とその価値はどこになるのか?プロカメラマンにとってダブルスロットは本当に必須なのか?といった点について考えてみたいと思います。

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ニコンvsソニーのフルサイズミラーレス開戦!z6・z7・α7 III・α7R III比較

Nikon Z6/Z7

Zマウント、Eマウントファンの皆さんこんにちは。

遂にニコンからフルサイズミラーレスZシリーズZ6とZ7が登場しました。

フルサイズミラーレスにはLEICA SLシリーズもありますが、ニコンZ6とZ7の実質的なライバルはやはりソニーのα7 IIIα7R IIIと言えるでしょう。

【目次】

そこで今回はこの話題のフルサイズミラーレス4機種の性能を比較してみたいと思います。

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ニコン本気のフルサイズミラーレスZ6とZ7登場!Zマウントの将来性は?

Z7

ニコンフルサイズミラーレスファンの皆さんこんにちは。

ニコンファン、いいえ多くのカメラファン待望のニコンフルサイズミラーレス機、Z6Z7(正確な表記はZ 6とZ 7でありZと数字の間にスペースが入るのですが、見た目の問題で当サイトでは続けて表記しています)が遂に発表されました。

【目次】

  • Zマウントの特徴
    • システムカメラの要、レンズとボディを繋ぐマウント
    • Zマウントの特徴と優位性
  • Zマウントのレンズラインナップ
    • カメラシステムの要、レンズラインナップ
  • Z6とZ7の仕様比較
    • スペック比較
  • Z6の製品特徴
    • 高速連写・超高感度モデル、Z6
  • Z7の製品特徴
    • 超高解像モデル
  • Zマウントの評価と将来性
    • 次の100年に向けた、遂にニコンの本気の新世代マウント

そこで今回は、このニコンの次世代のレンズ交換式カメラの主流となりそうな、Zマウントの輝かしい幕開けとなる2機種、ニコン本気のフルサイズミラーレス、Zシリーズとその将来性について解説したいと思います。

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世界一有名な写真、チェ・ゲバラ「英雄的ゲリラ」の撮影カメラマンは?

チェ・ゲバラ(英雄的ゲリラ)2

フォトマスター検定の予想問題です。フォトマスター検定勉強法も掲載していますので、参考にして頂ければと思います。

過去の各級の予想問題のまとめ

合格目指してさっそく問題です!

難易度:準1級レベル

問:上の写真は20世紀に世界で最も複製され、一説には世界で最も有名な写真とも言われている、キューバの革命家、チェ・ゲバラの肖像写真作品、「英雄的ゲリラ」であるが、この写真を撮影したフォトグラファーは誰か?次の中から選べ。

① ロバート・キャパ
② ウィリアム・ユージン・スミス
③ アルベルト・コルダ

正解はこのあとすぐ!

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被写体を大きく写すための5つアクセサリー

Andoer ベローズ

花や昆虫、アクセサリーなど、小さな被写体を大きく写したいという場合に通常のレンズで単に被写体に寄って撮影しようとしてもピントが合わないため上手くいきません。

【目次】

  1. マクロレンズ
    • 接写撮影の大定番、マクロレンズ
    • マクロレンズのメリットとデメリット
  2. クローズアップレンズ
    • 手軽に接写撮影が出来るクローズアップレンズ
    • クローズアップレンズのメリットとデメリット
  3. 中間リング/接写リング
    • 画質を落とさず接写撮影が可能な中間リング
    • 中間リング/接写リングのメリットとデメリット
  4. ベローズ
    • 近年見かけることが少なくなってしまったベローズ
    • ベローズのメリットとデメリット
  5. リバースアダプター
    • 劇的な拡大撮影が可能なリバースレンズアダプター
    • リバースアダプターのメリットとデメリット

そこで今回は、被写体を大きく撮影するための5つの代表的なアクセサリーをご紹介します。

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ニコン一眼レフの信頼性評価試験は修羅の国。

ニコン温度試験

YouTubeチャンネルのNikon Asiaに、ニコンD850の動作試験の動画が掲載されています。

D850の厳しい信頼性テストの様子が紹介されており、落下・衝撃、防塵防滴、高温多湿といった様々な過酷な環境の中での動作確認を行っています。

そこで今回は、このニコンの信頼性・耐久性テストの様子をご紹介します。

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レンズマウント外径・内径とフランジバックの一覧

ニコンフルサイズミラーレス

レンズマウントファンの皆さんこんにちは。

ミラーレスなどで新マウントが登場してきたことで、あるフォーマットのイメージセンサーが搭載できるのか?マウントアダプターが登場しそうか?など、マウント径やフランジバックが注目されることが増えてきました。

そこで今回は、様々なレンズマウントの口径やフランジバックの一覧をご紹介します。

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敢えてサードパーティ製レンズだけで組む夢のレンズラインナップ

105mm F1.4 DG HSM Art

サードパーティ製レンズファンの皆さんこんにちは。

かつては低価格が魅力とも言われていたサードパーティ製レンズですが、近年ではその非常に高い画質性能から積極的にサードパーティ製レンズを選ぶ方が増えてきました。

【目次】

  • レンズのカテゴリーの分類
    • レンズカテゴリー分け
    • 純正レンズは対象外
  • キヤノンEFマウント
  • ニコンFマウント
  • ソニーEマウント
  • マイクロフォーサーズマウント
  • 富士フイルムXマウント
  • ペンタックスKマウント
  • ライカMマウント

そこで今回は、敢えて純正レンズを一切使わずサードパーティ製レンズのみで、画質重視の夢のレンズラインナップを考えてみました。

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ニコンフルサイズミラーレスのコンセプトを考察する

ニコンフルサイズミラーレス

ニコンファンの皆さんこんにちは。

正式発表が近づくにつれ、非常に期待が高まっているニコンフルサイズミラーレス機ですが、現在までに出ているティザー広告の画像からさまざまな事が推察されています。

フルスペックの発表は8月中が予想されており、リークされている画像の完成度などから見て、発売も秋から遅くとも年内の発売が期待できると思っています。

【目次】

  • ニコンフルサイズミラーレスのボディについての考察
    • 競合機とのサイズ比較
    • 従来のミラーレスのホールディング性の問題を改善
    • 上面液晶やフォーカスセレクターレバーも搭載
    • 注目のEVFはチルト機構搭載の可能性?
    • 最も気になるのはスペックに表されない見え味
  • 新マウントについての考察
    • 既存のフルサイズカメラを大幅に上回るマウント口径
    • 巨大なマウント径は中判イメージセンサーさえも搭載可能
    • レンズ設計の自由度やイメージセンサー関連技術にも有利
    • 正方形センサーなどは可能性薄
    • バヨネットはライカと同じく4本爪
    • 反時計回りのレンズ取り付け方向はFマウントを踏襲
  • ニコンらしい質実剛健さと実用的な操作性に期待
    • ニコンのテイストとミラーレスらしさの融合

そこで今回は、Nikon Rumorsに掲載されている現時点での画像から、来たるニコンのフルサイズミラーレスカメラについて考察したいと思います。

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カメラを知る、写真がもっとたのしくなる。