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ニコンZ 9の背面操作系を見ての印象

Nikon Z 9 背面
画像引用:Photolari(https://twitter.com/Photolari)

オリンピックに関連して、キヤノンのEOS R3やニコンのZ 9が実際に使われている様子が見られるようになってきました。

EOS R3は既に背面画像も既に公式に公開されていますが、これまで正面の画像しか公開されていなかったZ 9の背面レイアウトがわかるようになってきましたので、今回はニコンZ 9の背面のレイアウトに関しての印象を簡単にお話ししたいと思います。

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東京2020オリンピックプロカメラマンはキヤノン59.7%、ニコン31.2%、ソニー9.1%(352人を対象調査)

東京2020オリンピック プロカメラマン/Tokyo 2020 Olympic Pro Photographer
画像引用:gettyimages(https://www.gettyimages.co.jp/detail/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%86%99%E7%9C%9F/gold-medalist-chase-kalisz-of-team-united-states-silver-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%86%99%E7%9C%9F/1330476070?adppopup=true)

皆さんこんにちは。

東京2020オリンピックが遂に開幕しました。果たして東京2020でプロに選ばれたのはどのメーカーなのか?そしてミラーレスはスポーツ報道の現場でどのくらい普及しているのか?

分かりやすくするために、上の画像はカメラマンの顔を色分けしています(カメラが見えず不明な人は無着色)。

  • キヤノンユーザー→赤色
  • ニコンユーザー→黄色
  • ソニーユーザー→水色

上記のようになっており、カメラメーカーが判別できるカメラマンが計43人、メーカーシェアはそれぞれ、キヤノン(30人)、ニコン(11人)、ソニー(2人)でした。

となります。

また、東京2020オリンピックを撮影したプロフォトグラファー、のべ352人の使用カメラを調べたところ、

  • キヤノン:210人(59.7%)
  • ニコン:110人(31.2%)
  • ソニー:32人(9.1%)

という結果となりました。

※全てのフォトグラファーをチェック出来ているわけではないので、ある程度誤差はあると思っておいて下さい。

目次

  • スポーツカメラマンは今もキヤノン・ニコンが主流
    • 相変わらず強かったキヤノンとニコン
    • ソニーαはキヤノン・ニコンの寡占市場を切り崩せたか?
  • スポーツプロフォトグラファーのミラーレス化の現状
    • スポーツ市場のミラーレス化は2022年以降急速に進む
  • ソニーは何を変えるべきなのか?
    • これからのプロ機市場で起こること
    • ネット上に溢れる多くのデマ
    • αは何を改善すればいいのか?
    • ソニーの将来はユーザー次第
  • スポーツ撮影用カメラの「一体型・分離型論争」にも決着
    • αのフォトグラファーたちが証明したバッテリーグリップ一体型の正当性
    • ソニーのデザインが古めかしくなる前に
  • 東京2020オリンピック、カメラメーカーたちの戦いが終わって
    • キヤノン vs ニコン vs ソニー、3社の対決の結末は?

果たして東京2020オリンピックでプロカメラマンはたちはどこのメーカーを使ったのか?そしてキヤノン・ニコンの牙城に挑んだソニーの挑戦の結果やいかに?

天下分け目の大決戦、ここに決着!

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Z fc発売延期。予約殺到でカメラが発売延期になる理由を解説

皆さんこんにちは。

皆さんの中には、発表されたニコンのZ fcを予約された方もおられるのではないでしょうか?

そのZ fcのレンズキットの中でもっとも人気のあるフルサイズ用単焦点レンズとの組み合わせ、Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キットが予約数が想定を大きく超えたため、発売が延期されることが発表されました。

以下ニコン公式から引用

“2021年7月下旬に発売を予定しております「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」は、想定を超える大変多くのご予約をいただき、さらに部品供給の遅延により、発売に十分な供給量をご用意できない見通しです。

そのため、発売を延期させていただくこととなりました。発売時期につきましては、確定次第改めてお知らせいたします。”

こうしたことはニコンであれば以前D500でも起きました。予約がメーカーの予測を大幅に超えると起きる現象です。

「D500」及び関連アクセサリー発売日延期のお知らせ

今回のZ fc 28mm f/2.8 Special Edition キット場合、特に組み合わせるレンズのNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)の生産が間に合っていないことが影響していると思いますが、同時に、「予約数がメーカーの想定を上回ると発売日が延期になる」という理由、いまひとつ分かり難いですよね?

予約全ての台数が用意できなくても、生産出来た分だけ予約順に渡していけば良いのではないか?と考えるのが普通の感覚ではないでしょうか。

実際、Z fc 16-50 VR SL レンズキットの方は発売延期ではなく、「現在ご予約をいただいている一部のお客さまには、商品のお届けまでにお時間をいただく可能性がございます。」というお詫びに留めているのに、明らかに間に合わないZ fc 28mm f/2.8 Special Edition キットの方は発売延期になったわけです。

そこで今回は、なぜカメラは予約数が想定を大きく超えると発売自体が延期になるのか?そのカラクリというか、致し方ない理由をお話しします。

これは私が以前にあるメーカーの営業部門の偉い人に聞いた話で、「ああ、なるほど」と私は納得した(皆さんが納得するかは別ですが)のでご紹介します。

目次

  • 発売遅延に関する時に誤ったさまざまな憶測
    • 代表的な憶測の例
  • 発売日が延期になる本当の理由は小売店との関係にある
    • 予約順で正確に出荷してもお客さんが納得するとは限らない
    • 発売延期は販売店に対する配慮が大きい
    • 皆が少しずつ不満だが不公平感が少ないシステム

こうしたことが起こると往々にしてメーカーが叩かれがちですが、これはどちらかと言うとメーカーが販売店とお客さんの感情に配慮した結果なので、知っておいていただければ、予約待ちのストレスも少しは軽減されるのではないかと思います。

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マウント選びから分かる、信頼できる人できない人

レンズマウント
画像引用:PROFIFOTO(https://www.profifoto.de/neuheiten/kameras/2019/06/14/wertewandel/)

皆さんこんにちは。

カメラファンにとってマウント選びは人生の大きな分岐点です。

ゆえにマウントを変えるということは、大げさに言えば信仰する宗教を変えるほどの一大決心と言えるでしょう。そこからその人の人となりも伺えるというもの。

  • こういうマウント選択する人は信用できる!
    • 1位:落ち目のマウントと心中する覚悟がある人
    • 2位:メーカーが撤退し仕方なくマウント変更した人
    • 3位:特定のメーカーを浮気せず使い続ける人
  • こういうマウント選択する人は信用するな!
    • 1位:流行りのマウントへ乗り換えていく人
    • 2位:複数のマウントを使っている人
    • 3位:オシャレそうなイメージでマウントを選ぶ人

そこで今回は、こういうマウント選びをする人は人間的に信頼できる・できないというのを、独断と偏見に基づいてランキングしたいと思います。

※冗談なので真面目に受け取らないようにお願いします。

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キヤノンがクラシックデザインのカメラを出すのなら…

画像引用:キヤノン(https://global.canon/ja/c-museum/)

ニコンがFM2をモチーフとしたミラーレス機Z fcを発表し話題になっている今日この頃ですが、もしもキヤノンがクラシックデザインのミラーレスを出すなら、どのモデルを元ネタにするのでしょうか?

キヤノンの性格的にクラシックデザインのミラーレスを出す可能性はほとんど無いとは思いますが、今回は空想を巡らせてみましょう。

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CIPAにもオリンピック委員会並の厚かましさがあればCP+は開催できた

国民の多くが開催に反対しようとも、なにがなんでもオリンピック開催を目指すオリンピック委員会。

それに比べオリンピックより遥かに規模が小さく世間的には大して知られてもいないのに、わずかな批判を恐れてCP+を自粛してしまうCIPA。

IOC(国際オリンピック委員会)もJOC(日本オリンピック委員会)もろくでもない組織だけれど、そのなりふり構わない姿勢はカメラ業界も学ばなければいけない。

約70年続いたフォトキナはなくなり、次はCP+が消えてしまうだろう。カメラ業界は圧倒的に気概が足りない。

カメラグランプリの審査は全くダメだと思う。

画像引用:カメラグランプリ2021(http://www.cjpc.jp/gra/2021/grandprix21J.html#TOP)

皆さんこんにちは。

今年もカメラグランプリ2021が発表されました。

毎年カメラ記者クラブが発表している「カメラグランプリ」は、前年4月1日から今年3月31日(今回であれば2020年4月1日〜2021年3月31日の期間)の期間に発売されたカメラとレンズの中から、優れた機種を選出するというもので、

  • 大賞(審査員投票)
  • レンズ賞(審査員投票)
  • あなたが選ぶベストカメラ賞(web一般投票)
  • カメラ記者クラブ賞(カメラ記者クラブ会員投票)

の4つの部門があります。

今時このカメラグランプリを参考にしてカメラを買っているというような人はほとんどいないと思いますが、一応日本のカメラ賞としては1984年から続くもっとも歴史ある賞にも関わらず、特に近年はまともに審査されているようには見えません(※選出された機種自体がどうこうという意味ではありません)。

そこで今回は、カメラグランプリの審査が極めて劣化しているというお話です。

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写真集や雑誌で活躍しているポートレートフォトグラファー5人

画像引用:Amazon(https://amzn.to/2QNkd05)

皆さんこんにちは。

フォトグラファーの世界は栄枯盛衰、かつての有名フォトグラファーがいつの間にか消え、気付けば新しい世代が台頭しているもの。

果たしてこの2021年現在、実際に雑誌や写真集で活躍しているポートレートのフォトグラファーはどんな人たちがいるのでしょうか?

ちなみに昨年2020年の年間写真集売上げランキング(フォトエッセイのようなものは除く)は、

  1. 田中みな実1st写真集「Sincerely yours…」
  2. 乃木坂46写真集「乃木撮 VOL.2」
  3. 与田祐希2nd写真集「無口な時間」
  4. 山下美月1st写真集「忘れられない人」
  5. 白石麻衣写真集「パスポート」乃木坂46卒業記念 限定カバー版
  6. 梅澤美波1st写真集「夢の近く」
  7. 秋元真夏2nd写真集「しあわせにしたい」
  8. 堀未央奈2nd写真集「いつかの待ち合わせ場所」
  9. 中田花奈1st写真集「好きなことだけをしていたい」
  10. 安田章大写真集「life is」

となっています。

目次

  • 活躍めざましいポートレートフォトグラファー5人
    1. Takeo Dec.:クオリティとスピードを兼ね備え大活躍
    2. 伊藤彰紀:あらゆる人物撮影をこなすポートレートの達人
    3. 菊池泰久:人物の魅力を的確に捉える素晴らしい情緒感
    4. 中村和孝:ビューティーも得意な写真集のヒットメーカー
    5. 細居幸次郎:驚愕のペースで撮影するアイドル写真集の大家
  • 他にも沢山いる素晴らしいポートレートフォトグラファーたち

そこで今回は「雑誌や写真集で見かけない日はない」という、近年特に活躍めざましいポートレートフォトグラファー5人をご紹介したいと思います。

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ボディ平均価格42万円。カメラ業界の異常性

皆さんこんにちは。

すでに発売されたソニーのフラッグシップ機α1、そして開発発表されたニコンのフラッグシップ機Z 9とキヤノンのハイアマチュア機EOS R3と、この春は各社の高級ハイスペック機たちがカメラ業界の話題をさらっています。

しかし本当にこんなことで良いのでしょうか?

勿論この3機種は、東京2020がずれ込んでいるためにわかりにくくなっているものの、本来は2022年の冬季北京オリンピックや2022 FIFAワールドカップを見据えて開発されたカメラでしょうから、従来機であれば、EOS-1D X Mark IIID6のようなフラッグシップ(EOS R3は厳密にはフラッグシップではありませんが)とほぼ同等のカメラなので高価になるのも仕方がないでしょう。

しかし現在カメラ業界は縮小していく業界の中で生き残るため高付加価値化が急速に進み、発売される機種の多くが初心者が手を出せない(出しにくい)高級機ばかりになっています。

そこで今回はそんな話です。

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